10月14日(土)の放課後に東京女子大学 現代教養学部 教授である藤稿亜矢子先生による出張講義がありました。
藤稿先生は、国際社会学科で、自然保護 / 環境保全 / 市民参加 / 持続可能な社会形成 をキーワードにした研究をされていらっしゃいます。

藤稿先生は、実は女子聖学院の卒業生であり、今回の出張講義では『女子聖での学びを人生の学びに』と言うテーマで講義をしてくださいました。

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東京女子大学 藤稿亜矢子教授

女子聖時代に学ばれたことが、その後の人生の指針となっていると語ってくださった先生。「好きなこと」を大切にして歩んでこられたご自身の体験を振り返りながら、お話しくださった講義は、VUCAの時代と言われるこれからの人生を歩む中高生に、大きな励ましと気付きを与えてくださる内容でした。
特に先生の研究分野である環境保全学に深く関わる「持続可能な開発」は、40年以上も前から提唱されているが実現に至っていないこと、私たち1人1人がそうした環境問題と密接に関わっていること、そして「持続可能な開発」のために利己的な考えを無くし貢献することが大切だと話された内容が印象的でした。

後半には、先生のゼミで研究をしている、本校卒業生も東京女子大での学びをお話してくださいました。

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藤稿先生のゼミ所属本校卒業生 土曜日の放課後
生徒、保護者が聴講いたしました。

女子聖学院と聖学院中高合同の中高生SDGsプロジェクトは「環境エコ」をテーマにしています。研究テーマを聖学院全体で共有し、今後もさらに連携が深まることが期待されます。

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