4/10(土)、対面式が実施されました。

例年は校庭に全生徒が集って行いましたが、今年度は感染症対策のため、オンライン形式で行いました。

在校生代表のメッセージを紹介いたします。

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。新型コロナウイルスの感染拡大が未だ終息しない中での入学となり、新たに始まる学校生活への期待とともに、「勉強についていけるだろうか」「友達ができるだろうか」という不安、そしてコロナに対する不安を感じていることと思います。2年前、私も今の皆さんと同じように、期待と不安を抱えて桜並木を歩いたことを覚えています。でも、いつの間にかそんな気持ちは吹き飛び、学校へ行くことが毎日楽しみとなりました。十文字は感染症対策もしっかり行っています。どうぞ安心してください。
この2年間、私は2つのことを十文字で学びました。1つはチャレンジ精神です。これは、授業でも他の様々なことにおいても、決して受け身にならずに自分から積極的に取り組む大切さを知りました。「後悔先に立たず」という諺があるように、後悔する前に何事にもチャレンジしてみてください。きっと、まわりの友達や先生方が皆さんの力になってくれます。
2つめは観点(物の見方)です。これは、私がオーストラリアの留学で学び、コロナ禍になって改めて気づかされたことなのですが、物はいろいろな見方をすることで、様々な解釈ができ、それによって気持ちが全く変わるということです。私たちは時と場合によって多種多様なメガネをかけています。そのフィルターによって悲しく感じる人もいれば、逆に喜ぶ人もいます。例えば、コロナ禍でも遊びに行けないことを悲しく辛いと感じる人、その一方で趣味の時間や家族と過ごす時間、新しく何かにチャレンジする時間が増えたとポジティブに捉える人がいると思います。ずっと落ち込んでいるよりも、こういう時だからこそできること、できたことを1つずつ探して、それをいつか思い返したときに楽しかったなあ、良かったなあと思えることが大切ではないでしょうか。
十文字は先生が生徒に寄り添ってくれる学校です。生徒の声を元に授業形態を柔軟に変更したり、生徒が理解できるまで説明してくれたりと、とても熱心な先生方が多いです。そして、学年ごとに一体感があり、様々な取り組みを考えてくれる多様性もあります。そんな十文字だからこそ、皆さん一人ひとりの個性を生かしながら、素晴らしい学校生活を送ることができると思います。
最後に、もしも困ったことがあればいつでも友達や先輩、先生方を気軽に頼ってみてください。皆さんの学校生活が充実した素晴らしいものになることを心から祈っています。

在校生代表と新入生代表が対面しました。
在校生代表の高3生です。
新1年生の代表です。
生徒はホームルームで参加しました。
高校1年生の代表です。
選挙管理委員会からお知らせがありました。

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