東京薬科大学との大学連携プログラムの第1弾として、昨年東京薬科大の先生方による出張講義をオンラインにて開催いただきました。

今回の講義は、中学3年生を対象とした以下のプログラムです。

■生命科学部・分子生命科学科・井上英史先生   「新薬はどうやってつくられる? ーアカデミア創薬ー」

■生命科学部・応用生命科学科・藤原祥子先生   「生命化学(バイオ)の力で食品・環境・エネルギーの未来を拓く」

■(予定)薬学部・医療薬学科・戸張裕子先生   「薬剤師による禁煙支援と喫煙防止教育 ー地域の身近な健康サポーター・薬剤師とはー」

薬学・生命化学の面白さはもちろん、中学生の立場になってキャリアや物事の捉え方などをお話いただき、生徒たちの将来につながるとても有意義な時間となりました。基礎研究の重要性や、社会へのさまざまな貢献方法を知り、好奇心・探究心を高める機会になると良いですね。

生徒のコメント①

お薬を作るのに必要な年数と費用が数えられないくらいかかる、ということに1番驚いた。

それだけ時間、労力などがかけられるのは「救いたい」という気持ちと、私たちが安全に使用できるようにという気持ちが強いからなのだと思った。

今現在、世界を揺るがすようなウイルスが流行していて、病院の大変さなどがよくテレビなどで流れている。

しかし今日、ウイルスと戦っているのはお医者さんだけではなかったのだと今更ながら感じた。

生徒のコメント②

微生物の一種が普段から使っている日焼け止めに入っていてUVカットの役割を果たしているということにびっくりしました。

この講演を聞いて大学がどんなところなのか少し想像ができました。

また私も先生のように探求心と期待を胸に大学へ進学できるように何のために大学へ行くのか、どうなりたいのか高校生のうちに考えて過ごしたいと思います。

生徒のコメント③

自分の道を選んで将来を切り開いていらっしゃるところに感動した。

私はまだコース選択に確信を持って選べていなかったが、先生の文理選択や、研究室決めでどんな進み方や選び方でもしっかり自分の力に変えているエピソードを聞いて、自分も自分が選んだものを成し遂げたいと思った。

先生のように楽しんで勉強できるようになりたいと感じた。

生徒のコメント④

初めて大学の先生の講義を受けて、たくさんのことを学びました。

正直、講義を受ける前は「薬の話なんて興味ないよ…」と思っていました。

科学の話はどうしても難しく感じてしまい、興味が持てないのです。

しかし、図や表を多く用いて説明してくださり、また専門的な用語を中学生の私たちでも理解出来るわかりやすい簡単な言葉に変換して伝えてくださったので、とても面白く、楽しんで講義を受けることができました。

あっという間の50分でした。

来年度、私は自己発信コースに進学するので、スピーチ等自分の考えを発信する機会が多くなると思います。

今回の講義を受け「自分の考えに興味を持って貰えるよう、他人にいかに面白くわかりやすく伝えるか」工夫する必要があると思いました。

そして、たくさんの大人の話し方を自分なりに研究して真似して、もっともっとスキルアップしていきたいです。

また日本人の話し方だけではなく、外国人の話し方についても学びを深めなければならないと思っています。

薬の開発に携わる人にはなれないと思いますが、日本語でも英語でも魅力的な会話ができる「世の中に たちてかひある人」になるため十文字高校でも勉強を頑張ります。

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