2月6日(水)15:00から本校小体育館において、南極・昭和基地と本校とを衛星回線で結んだ双方向の「生中継授業」が行われました。

南極からの授業を行ったのは、本校理科の小俣紋教諭。小俣教諭は、第54次南極観測隊同行者として昨年12月から昭和基地に滞在しています。

本校HPでも南極や南極地域観測隊を紹介する「南極新聞」を随時公開しています。
≫≫『南極新聞』

 

「南極大陸やその周辺の海に生息する生物について」
「南極観測は地球環境の将来を考える上で不可欠であること」
といった理科の先生ならではの内容の他、観測隊員の皆さんの任務や南極での日常生活についての紹介もあり、生徒たちは興味津々。

 

双方向の回線なので、生徒たちからも
「食事はどのようなものが出されるのですか?」
「女性隊員は少ないようですが、不安はありませんか?」
といった質問もたくさん出されました。

 

日頃から慣れ親しんでいる小俣教諭ですから、授業の雰囲気は、いつも通り和気藹々です。
質問する生徒に
「あら、○○さん、久しぶりね」
「みんなの顔が、昭和基地の画面に映ってるよ」
「○○ちゃん、相変わらず元気だね!」
といった小俣教諭らしい優しい語りかけがあって、1万4000㎞という距離を感じさせない、和やかな、そして、あっという間の50分間でした。
俣教諭はもちろん、参加した生徒全員にとっても忘れられない思い出となる、貴重な授業でした。

 

また、テレビ・新聞などマスコミ各社も取材にいらっしゃいました。朝刊で記事をご覧になった方も多いことでしょう。
第54次南極観測隊の隊員の皆さん、国立極地研究所の職員の方々、衛星回線の準備をして下さったNTTの皆さん、ご協力有り難うございました。

 

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