「3年生のみなさんがわたしの年齢になったら、今日のことは覚えていなくても高校時代に一生懸命考えたことが自分自身の生き方の根幹になっていたと気づくことと思います。今を大切にし、そして、受験を自分自身を成長させる機会ととらえて頑張ってほしいと願っております」
これは、大学受験に向けて「一斉面接指導」を受ける3年生たちに向けて、
校長先生が送られた言葉です。
このように話されたのには、校長先生自身の経験があるようで…
「振り返るとわたし自身は、高校時代に自由研究の題材に選んだ『水俣病』をきっかけに、大学で化学を学ぶ道を選びました。やはりこの年代に選んだ題材は、自分としては考えも無く選んでいるようでも、興味のあるもの・将来に結びつくものを選んでいるのだと思いました」
これまでは、入退室やお辞儀の仕方からはじまり
志望理由や長所・短所、高校生活についてなど実践的に学んできました。
一斉面接指導はもちろん志望校合格のために行われていますが
自分自身を見つめ直し将来についての考えを整理し直す機会にもなります。
高校時代は人生の根幹。
有意義に過ごし、今後の未来に役立ててほしいですね!