2023年度もあと数日で終了となります。この1年間は5月にコロナが5類となり、感染の拡大が懸念されながらも徐々にコロナ前の日常に戻ってまいりました。9月に行なわれた文化祭・クラス部門では、地元の皆様のご協力によりグランドにキッチンカーが入り、文化祭中に皆で会話をしながら飲食を楽しむこともできました。2年もの間、黙食が続いていましたので、私でさえ、最初は戸惑いがありましたが、今では昼食時には机を移動し会話しながら食事をする光景が日常となりました。 マスクは生徒たちの笑顔の輝きを半減させてしまいますので、マスクなしの生徒たちの表情を見ながら会話をすることもできるようになったことが私にとっては一番の喜びです。生徒たちの笑顔は教職員にとってはかけがえのないものであり、それに力をいただいています。この時期は花粉のこともありますので、マスク着用をしている生徒も多いですが、来年度の夏ごろには、教職員を含め全員で、マスクなしで一同に会せたら嬉しいなとも考えております。

4月の始業式では新入生を含め、改修工事で空調設備も導入された体育館に集まっての始業式、そして、新入生歓迎会の開催が計画されています。2019年4月以来ですので、5年ぶりとなります。ICT機器の発達もあり、教室でモニターを見ながらの始業式、新入生歓迎会も移動時間短縮等の利点から継続も検討されましたが、今回は一同に会することとしました。このことがどのような効果を生むのか、楽しみでもあります。縁あって潤徳学園に集まった生徒・教職員が一同に会して新入生を迎えることにも意義があると、昭和生まれの私は考えてしまいます。

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来年度の11月には百周年記念式典も予定されております。それに伴い、地元の皆様のお力も借りて、校外での清掃活動、生徒による校外での一日消防署長、吹奏楽部による校外での演奏等、たくさんの関連イベントを予定しております。そして、改修後の使い勝手が更に向上した校舎でより充実した学校運営ができるよう力を尽くしてまいります。保護者の皆様、地元の皆様をはじめとする有縁無縁の皆様のお力添えをお願いいたします。

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