今日高校3年生は最後の授業となりました。
内部進学生は6年間、高校からの生徒は3年間の最後の授業です。
もちろん、センタートレーニング会、冬期講習、センター対策講座、私大対策講座と
まだまだ登校はしますが、いわゆる普通の授業は今日で終了です。
体育の授業では「もうこのジャージを着ないのか…」とさみしそうに語っていた生徒も
いました(かつ雨が降ってしまい、室内での授業、なおさら残念そうでした)。
私自身は、本当に最後となる6時間目の授業で高校3年生のクラス(私大文系)の
現代文の授業に行きました。
まずは、教室で全員着席で写真を撮ってみました。
そして、懐かしい話でも・・・
とはいきません。彼らは受験生。授業はまったく平常通り行いました。
中間試験以降取り組んできた、センター試験の現代文タイムアタック
(評論・小説の2問をとにかく40分以内に解けるようになるトレーニング)を行いました。
ある程度理論が身についてきているので、時間を意識しながら問題量をこなすのも、
重要なセンター試験対策の一環です。
やはりセンター試験までの日にちがリアルに迫っているだけに、
こちらが緊張してしまうほどの集中力で問題に取り組んでいました。
アルフォンス・ドーデの「最後の授業」という短編小説は普仏戦争が舞台です。
アメル先生は黒板に「フランス万歳」と記します。
彼らは受験戦争に向けて、ラストスパート期間に入ります。私も何か気のきいたことが
できたら良かったのですが、写真を撮ったこと以外は全くいつも通り、淡々と授業を終え
教室を後にしました。
そういったなにげない日常の積み重ねを信じて、受験に立ち向かっていってほしいと思います。
明日から期末試験です。そして、中学校最後の説明会もあります。
彼らのやる気を目の当たりにして得たパワーを、我々も明日受験生の皆さんに
お伝えできればと思います。
ぜひ城西川越にお越しください!!