無事に終業式が終わりました。
よく見ないとわかりませんが、2種類の制服が混合しています。
中学3年、高校3年で旧制服は最後になります。一同に会するのも始業式のみ。少しさみしい気もします。
進路指導部長からのお話はセンター試験の変更点に関してでした。
今年は実施形態に幾つか注意を払う必要があるようです。みな真剣に聞いていました。
さて、ホームページに、「受験生の皆さんへ」と題して、災害時の対応に関してのお知らせを公開しました。
あの地震は本当にたくさんの事を考えさせられました。
本校は卒業式の2日後でした。国立の後期試験を翌日に控え、卒業後にも関わらず学校で勉強している
3年生もいました。最終的に学校に宿泊することになったのは数人で済み、けが人等もなく、
無事に翌日を迎えました。その後しばらくは自宅待機が続き、終業式も中止となり、実質平常に戻ったのは
4月の始業式からです。
在校生の問題だけではありませんでした。
例えば埼玉大学は後期試験を実施しませんでした。それにより悔しい思いをした卒業生もたくさんいました。
多くの人が集まる学校と言う場所で、我々は常にいろいろな事を考えておく必要があることを実感しました。
一昨年は新型インフルエンザの対応に追われました、その前ははしかの流行もありました。
どのような場面にあっても、大事な事は「安全を確保する」と言うこと。全校生徒分の
緊急避難用品を用意しました。城西川越ネットは緊急連絡に役にたちます。それでも、万全とはいえません。
何かがあった時には、まず「安全」を考えて行動する必要があります。
受験生の皆さんには安心して受験をしてほしい。そして有事の際は、なによりも「安全」を最優先します。
そういった観点から災害があった場合の対応を作成しました。受験生の方にはぜひ目を通して、受験に
臨んでほしいと思っています。