雨になってしまいました。

しかし、晴れの舞台には変わりありません。

多くの来賓の方、保護者の方をお迎えして、素晴らしい卒業式にしたいと思います。

227人の卒業生を元気に送り出します。

 

さて、大学進学の中間速報が出ました。

国公立の前期の発表がまだ出そろっていませんが、現時点で22件報告があります。

東北、北海道など旧帝大、筑波や外大など名だたる学校の名前が挙がっています。

明日、東大の発表を待って、というところですね。後期まで含めれば昨年を超えることでしょう。

医私薬の合計が現時点で36件。昨年の最終が40件なので、おそらく昨年よりは多くなるでしょう。

早慶、上智、明治、なども、昨年よりも実績が上がっているようです。昨年に比べると8割ほどの

人数しかいないのに、頑張った成果だと思います。

 

昨年、補習を行っていた時に、終了後3時間にわたって質問に来た生徒がいました。

珍しい光景ではありません。もがいて、悩んで、歯を食いしばって、春を迎えました。

その彼は明日の東京大学の発表を待っています。昨年10月末まで部活動をやり遂げた生徒もいます。

その中には短い期間の中で第一志望合格を果たした生徒がいます。

 

もちろん、もう一年という辛い選択をする生徒もいます。

 

城西川越での生活を、よく我々は「通過点」と表現します。大学入学と言うスタートラインに

立つための「通過点」であると。ただ、その「点」の重み、濃密さ、熱さ、こそが重要なのだと思います。

長い人生の中で、この川越での3年間がしっかりと存在感があるものになってほしい。

それがわかるのはきっとずっと先の事だと思います。でも、ここで笑って、泣いて、歯を食いしばったのは

かけがえのない事実です。胸をはって、飛び出していってほしい。

 

卒業生諸君、卒業おめでとう。

 

 

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