これまで高校1年生は、水曜５限「総合的な学習の時間」を使い、職業・大学・文理選択について考えてきました。２学期後半からの「総合」では、小論文に取り組み、自己と社会の関わりについて考えています。この課題に取り組むことで、一般入試（国公立二次や慶應小論文など）における記述力の向上と、推薦・ＡＯ入試における小論文・志望理由書・自己推薦書作成に向けての準備をしています。生徒の受験スタイルはさまざまですが、思考力と表現力は各教科の基盤となるため、担任の指導の下、各クラスでしっかりと取り組んでいます。教材は、以下の通り（第一学習社「小論文トレーニング」）です。

 

①小論文チャレンジノートvol.３

テーマは、「コンビニ」「敬語」「環境問題」「高度情報化社会」「選挙権」など、多岐にわたります。習得するスキルは、「意見の根拠を述べる」「反対の立場を考える」「適切な具体例を挙げる」「違う立場からも考える」「自分の意見への反論を想定して書く」などです。１１月中旬から１月中旬の総合の時間（約５時間）で取り組んでいます。

 

②事前学習シート

テストに向けての下書きです。「現代文」でも指導・添削しています。１月下旬に行います。（１時間）

 

③小論文テスト（業者の添削付き）

５０分で６００字書きます。答案は、丁寧に添削され、個人成績表と共に返却されます。１月末に行います。（１時間）