★★★【高校3年】 進学内定者対象「卒業プログラム」 ~「テーマ」を持った読書~★★★
高校3年生では、推薦入試・AO入試などで進学先が内定している生徒を対象に、3学期は「卒業プログラム」として「テーマを持った読書」を行っています。各自が進学時の学習や研究につながる関心や興味・専門分野を意識した読書を計画し、読書記録を完成させていきます。印象に残った言葉や場面の変化、筆者の主張などに注目しながら、本に付箋をを付け、メモを取りながら読書をしています。
「現代日本の教育」「シェイクスピア作品を読む」「看護と心理」「生命科学とは」「法学部に進むために」「経済を学ぶ」などなど52名が独自のテーマを立てて取り組んでいます。一人の生徒に対して、担任教諭と専門分野に近い教員の2人が担当し、アドバイスをしています。
「本を読むスピードが速くなった」「名前は知っていたが、改めて世界の名作に触れ感動した」などという声も聞かれました。また、互いに読んだ本について感想を分かち合ったり、本を紹介しあったりと、学び合いのようすもみられます。
残りわずかな高校生活ですが、慣れ親しんだ教室で級友と共に、静寂な読書の時間を共有しつつ、未来の学びの可能性に思いを馳せています。