ベネッセも注目し始めた大学生用のスキル型教材

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現在、大学生用の教育教材としてベネッセが作成している3つのテキストをご紹介致します。このスキルこそが、社会で必要なスキルの一つであることが認知され始めました。本校では、この基礎的なトレーニングを6年前に新しく開校したときから、中高生に習得してほしいスキルとして「サイエンス科」が中心にオリジナルの教材を作成しながらそのプログラムを構築しています。

さて、ベネッセ様の作成した教材の視点を考察してみましょう。

「ジェネリックスキル養成教材」

・クリティカルシンキング(Critical Thinking) 情報を吟味・理解する力を鍛える

・データベーストシンキング(DataBased Thinking) 事実を基に思考する力を鍛える

・ロジカルライティング(Logical Writing) 論理的な文章力を鍛える

これらの教材は、大学生基礎力Bookシリーズのテキストタイトルです。内容を読んで見ますと、とても実践的であります。このようなトレーニングは、実社会で必要な「考え方」が組み込まれています。大学でこのようなことが取り組みが必要である日本の教育には、やはり改革が必要であると強く感じます。大学は、自分の専攻や研究を行い、専門的なスキルを磨く教育の場であるはずが、真の社会的なコミュニケーション能力で「考える力」を育成しなければならなくなっている現状を冷静に判断する必要があります。

なぜ、中等教育でこのようなスキル学習の基礎を実施することができないのでしょうか。勉強とは、知識の暗記ではないはずです。物事の見方をあらゆる方向から考察することであり、少し何が間違った方向に進んでいるように感じます。このままでは、日本を変える人材が育つのでしょうか。

現在、中高でこのようなスキルを各教科に取り込みながらシラバスを構成している学校は、それほど多くないと思います。学校という存在には、学習・行事・クラブ活動の3本柱を中心に人格と社会的なコミュニケーション能力、つまり「考える力」をどのように身につけさせるかがとても重要な要因を持つ場所です。勉強だけを教えている場所であれば、予備校や塾と全く同じになってしまいます。学校には、学校でしかできないことがあります。それを見失わず、しっかりと子供たちの教育、日本の未来を託せる人材の育成を目指す必要があります。

いかが思われますか?

 

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