受験生の皆様へ

こんにちは、国語科の武井秀行です。

入試まであとわずかとなりました。準備は万全ですか。総仕上げのこの時期にひとことアドバイスをします。

国語は文章内容を幅広く、また奥深く理解する力を育てる科目です。試験ではその理解力の正しさや深さを、次のような設問でみようとします。

たとえば、説明文では、同じ内容をいいかえた別の表現をみつける、指示語の指し示す内容を明らかにする、筆者の意見を支えている根拠をさがす、などの問いになります。小説では人物関係や、人物の行動と気持ちとの関係をさぐる、どのような出来事があったかを考える、などの問いになります。このように、入試といっても、ふだんから皆さんが練習してきた問題と、基本は大きくかわるものではありませんから、どうか自信をもって、もてる力を十二分に発揮してください。

かえつ有明では、以上の二領域のほかに、言葉に関する大問を用意しています。たとえば、敬語を正しく使う力、言葉の働きのちがいを見わける力にはじまり、漢字の読み書き、二字や四字の熟語、ことわざ・慣用句などの知識をみる問題です。これらは、努力した分だけ増えていく力ですから、あきらめないで最後まできたえぬきましょう。

努力をしきった皆さんと会場で会えること、そして皆さんの合格を心より待っています。

 

 

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