★★★オリジナル授業「サイエンス科」(中学2年生)★★★
かえつ有明の教科「サイエンス」は、考えるための基礎的なスキルを中学3年間でトレーニングする教科です。授業は基本的に問題解決的な学習で進めていきます。問題解決的な学習は6つのプロセスをたどるように構成されています。教員はそのプロセスを、丁寧に指導していき、生徒は各プロセスで学んだことが、教科の学びにも役立つスタディスキルズになります。そして、学年が進むにつれて問題解決的な学習のレベルをだんだんと上げていきます。6つのプロセスをスパイラルに指導していくのが、かえつ有明の教科「サイエンス」なのです。
中学2年生は1学期の最後に、日本の文化を紹介するパワーポイントを作成し、全員がクラスメートの前で発表をしました。生徒の紹介した文化は、風鈴、和紙、こいのぼり、能、将棋、七五三などの日本の伝統文化や伝統行事、また、アニメ、J-POP、コミック、秋葉原など現代の日本の文化です。
発表までに生徒が学んだスタディスキルズ(CTスキルズ)は、下記の通りです。
・情報メディアの種類と特性・参考図書の種類・百科事典の使い方
・要約(Sumarizing)・言い換え(Paraphrasing)
・効率的に読む読み方スキャニング(Scanning)・スキミング (Skimming)
・論証の形式(Introduction・Body・Conclusion)・参考文献の書き方
・パラグラフライティング・コンピュータリテラシー・口頭発表の基本
全員の生徒が、発表原稿、パワーポイントを作成し、発表しました。すべての生徒が、一定のレベル以上の発表ができていました。また、クラスメートの発表を聞くことで、知識を共有することもできました。今回の発表でうまくいかなかったこと、疑問に思ったことを、次の学びに繋げていきます。2学期は、アカデミック・エッセイ(意見文)を書きます。
<発表様子>