科学の甲子園全国大会2日目は、筆記から実技までたくさんの競技が行われ、いよいよ本格的に各校どうしの戦いが始まった印象です。

午前中は筆記競技120分。埼玉県大会と同じ「数学・情報物理・化学・生物・地学」の6分野の問題を6名が協力して解答します。筆記競技といっても、工夫の凝らされた問題が並んでおり、なかなか一筋縄ではいかない面白いものが多い!自分たちの頭脳がどこまで通用するか、真剣勝負している時間というのは、彼らにとって充実したものだったようで、若干の”脳疲労”が心地良くも感じられる120分でした。

その後、昨日に引き続いて「パラシュート」2回目(動画では00:26:40頃)。山添くんの卓越した落下技術は今日も健在で、パラシュートはひらひらと中心から大きく外れる瞬間はあるものの、最終的には見事、中心部にしなやかに落ちました。

科学の甲子園2日目

集合写真では、大会マスコット「アッピン」のとなりでの撮影に成功!(下から2段目、赤い服が開智チーム)

午後からは、実技競技が2つ続きます(生物実験物理実験)。生物実験は「納豆菌のDNAを捕獲せよ!」というお題。納豆菌のDNAを簡易的に抽出、電気泳動させて、そのようすを自作の暗箱内でデジカメ撮影する、というものでした。秋月くん、河野さん、塩井くんの3名が実験に参加、安定したチームワークで課題に取り組んでいました。

物理実験は「風船の物理」。風船の持つエネルギーを、「膨らませるときの仕事から求める」方法と「風船の張力から求める」方法の2通りで測定を行い、両者の違いについて考察を与える、というのが主な内容でした。参加した北原くん、塩井くん、中澤くんの3名は手際よく作業を進め、実験終了後も時間いっぱいまで考察をすすめていました。

どの競技においても、開智生はもちろん、全国の高校生たちが真剣に、そして楽しそうに、科学と向き合っているのが印象的な、そんな「科学漬けの一日」でした。担任の三原先生や開智卒業生も応援に駆けつけてくれ、パワーももらいました。競技は、明日も続きます。開智生、がんばれ!

※この記事は大会2日目終了後に書かれたものです。

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