今年度も哲学対話の授業が始まりました。1年生と3年生のクラスで実施されています。その授業の様子をご紹介します。

哲学対話の授業は、道徳の授業のなかで展開しています。立教大学の先生や東京大学の若い研究者がファシリテーターとなって、様々なテーマについて皆で話し合い、各自の考え方を深めていきます。哲学対話の話し合いは、特に正解を求めようとするものではありません。皆の合意を形作っていくのです。

テーマの多くは、皆で決めていきます。ペアワークやグループワークを通して、様々な教材からクラス全体のテーマを発掘します。
各クラス毛糸で作成した発言ボールを手渡すことによって、それぞれが自分の考えを発言します。時には、ある生徒の発言を皆で黙って考える場面もあります。哲学対話では、沈黙も大切な時間と考えています。

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