第20回全国中学・高校 ディベート選手権(ディベート甲子園)が女子聖学院中学高等学校(東京)で行われた。中学の部では全国から勝ち上がった24校が出場し、「日本は刑事事件における実名報道を禁止すべきである。是か非か」の論題で、肯定側と否定側に分かれて舌戦を繰り広げた。
8月9日(日)に行われた予選リーグは、3校の総当たり戦。予選リーグの結果は1勝1敗だったが、審判によって各校に与えられるコミュニケーション点が優勢だったため、決勝トーナメントに進出を決めた。
8月10日(月)の16校が戦った決勝トーナメントでは、開成中(東京)と対戦。開智中は否定の立場から「民主主義の基盤となっている知る権利の侵害と表現の自由の抑圧が起こり、それらは違憲」などと訴えた。しかし、相手の主張を切り崩すことができなかった。
主将の2年西野君は「違憲状態から生まれる不利益をもっと伝えられれば良かった」と悔やんだが、「開成中とは練習試合や予選で何度も戦ってきたけれど、これまでで一番納得のいく試合ができたので楽しかった」と笑顔を見せていた。(一部「読売新聞」平成27年8月11日朝刊より抜粋)
【顧問の一言】
おかげさまで、ディベート甲子園全国大会3位となりました。 決勝トーナメントに進出してからは、無我夢中で気付いたら3位でした。 生徒達にとっては本当に暑い夏となりました。
表彰式・閉会式の様子です。動画もどうぞ。