【合宿報告】

8月1日~4日に東北で合宿を行いました。

・1日目(大宮→仙台)

大宮から東北本線(在来線)を乗り継いで仙台まで行き、船岡・仙台空港班、松島班、地下鉄・名取撮影班、地下鉄・新幹線撮影班、作並温泉班に分かれて仙台周辺の見学・撮影等を行いました。各々が自身の探究テーマに従って活動し班別行動の後、仙台市内の旅館に宿泊。

・2日目(仙台→石巻方面or陸羽方面→北上)

石巻班と陸羽班とに分かれて仙台から北上へ。石巻班は、先日開業したばかりの仙石東北ラインと全線運転再開を果たした石巻線とに乗り、沿岸被災地の沿線風景を見学しました。被災地の復興の現状に各々大いに感ずるところがあったようです。陸羽班は、利府支線に立ち寄ってから仙山線・奥羽本線・陸羽東線等に乗り、内陸部を中心に見学しました。山形新幹線がミニ新幹線として乗り入れている奥羽本線の山形県区間に乗車したことで発見のあった生徒もいたようです。

・3日目(北上→出羽方面or三陸方面→北上)

北上から出羽班と三陸班とに分かれて北上に戻ってくるという日程でした。出羽班は、北上線・奥羽本線・陸羽西線・羽越本線・田沢湖線等に乗り、内陸部を中心に活動。本格的な「乗りつぶし」行程であり、ローカル線の旅を満喫しました。三陸班は、釜石線・三陸鉄道南リアス線・大船渡線(気仙沼までBRT)等に乗り、沿岸部を中心に活動しました。BRTの実態や復興半ばの陸前高田の様子から、考察が深まりました。

・4日目(北上→大宮)

北上から東北本線を乗り継いで大宮帰着。初めて本格的な鈍行旅行をした生徒は、郡山周辺の意外な混雑に驚いていたようです。こうしたことは実際に乗車してみなければわからないことであり、生徒達は書籍や時刻表のみによる机上の空論の危うさを実感したのではないでしょうか。

 

【コンテスト報告】

7回全国高等学校鉄道模型コンテスト(88日・9日 @東京ビッグサイト)

・高校生モジュール部門……ベストオブクリエイティビティ賞

上野駅の中距離列車ホーム(上下2層)を再現した模型です。

低いホームの独特の薄暗い雰囲気をよく表現していましたが、工程の遅延によって細部に粗が残ってしまったことが反省点。

・1畳レイアウト部門……審査員特別賞

横須賀の景色を表現した模型。

海と山とを巧みに配置して横須賀らしさを表現していましたが、設計上のミスがあり、作業が難航してしまったことが反省点です。

 

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