開智未来は2011年4月開校以来、「学びの朝・自主活動の放課後」をモットーに、授業前に独習や学び合いをすることを推奨してきました。

全校生徒は中学高校合わせて753名の小規模校ですが、アカデメイア300席、リュケイオン180席のほか、中教室、学びの道、職員室質問スペースと、あらゆる場所に学びの空間があります。

初代関根校長が、「開智未来では生徒が自主的に朝の独習を行っています。アカデメイアには8時なると200名の生徒がいます。私も時間があれば一緒に勉強します。」と説明会で話していた年の2月上旬。ある教員が、「知らない人が校内をうろうろしています。アカデメイアを覗いています。」と職員室の私に連絡が入りました。駆けつけると説明会常連の保護者の方でした。「生徒が自主的に200名、校長も勉強しているなんてありえない。この目で確かめよう!」と都内から来られ、その日のうちに入学手続きを決意されてお帰りになりました。お子さんはすでに卒業され、国立大学に進学されました。

このような話をすると、「開智未来は早く登校しなければならない学校」といううわさが立ちますが、あくまで独習、8時40分の朝読書が登校時間です。ご安心下さい。昨年春の卒業生も、福島から新幹線で登校、積極的に朝の独習にも参加し、現役で福島県立医科大学に進学されました。

学びの文化は未来生が引き継井ぎ、今日も生徒たちが積極的に朝独習に参加していました。コロナ対策で登校後には全員検温、大教室には定員を設けています。(広報部長 西木)

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写真:登校後の検温の様子・7時45分のアカデメイア・7時55分のリュケイオン

なお、高校入学1年生はスターティングプログラムの中にリュケイオンでの「朝独習」を入れました。教員がいない中でも私語ひとつなしに独習に励んでいました。

 

 

 

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