6月20日(木) 大阪大学経済学部経済学研究科にて、関西大倉学園文書授与式が行われ、本校の倉田薫理事長より大阪大学経済学部長の谷崎久志先生へ、本校の前身である関西商工学校の文書など162点を寄贈いたしました。

関西大倉学園が創立120周年を迎えるにあたり、新校舎建設において、現校舎の倉庫内にある書類の移管を検討する中、本学園の前身である関西商工学校の創設当初(1902)の物が残されていたことが、改めて確認されました。戦火をくぐり抜け、大阪市内から現在の茨木の地への移転の際にも、処分されることもなく、残されてきた資料です。

今後の保存方法について議論を重ねる中、貴重な学園の資料というだけでなく、経済学の研究対象の資料でもあるということから、大阪大学の良好な保存環境のなかで、今後、多くの研究者の方々にお役に立てていただければとの経緯で今回の授与式に至りました。なお今回の調査の一環で、パナソニックの創業者である松下幸之助氏、日本法制史家の滝川政次郎(まさじろう)先生ら多くの方々の在学を改めて確認することができました。

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