高校1年の希望者56名で、大阪大学 吹田キャンパスの「レーザー科学研究所」と「核物理研究センター」の見学に行きました。

まずは大阪大学全体の説明を、教育・学生支援部入試課の先生に実施いただきました。

そしていよいよ施設見学です。まずはレーザー科学研究所で、世界でも有数の大型レーザー実験装置を見せていただきました。
  

次に核物理研究センターに移動し、広大な実験施設にあるさまざまな設備の見学です。
  

参加した生徒の感想をご紹介いたします。

「私はこの見学会に参加して、知識のなさを実感しました。ナノやピコは知らなかったし、三角関数も知りませんでした。まだ教わっていないからではなく、自分で知ろうとすることが大切だと思いました。理系みたいな話は苦手だし、言葉だけの説明も難しくてわからないことも多かったけど、図や模型を見たり実物を見たりすると、ボヤッとだけど想像することができて、ちょこっとだけ理解できたかなと思います」

「今までレーザーや物理の実験を何のためにしているのか知りませんでしたが、恐竜の絶滅の解明やロケットの発射などいろいろなことに役立っているとわかりました。また、物理の研究でも化学や生物の知識を必要としていたので、自分の興味のある分野をつきつめるなら、他の分野の知識も必要になると感じました」

「大学にはこんなに多くの研究施設や設備があるということに驚きました。レーザーや核物理のお話はとても難しかったです。ですが、自分の興味があることを、専門の先生方のもとで学ぶことができると思うと、大学に行きたいなという思いがより強くなりました」

まだ数学や理科を深く学んでいない高1生でしたが、実際に設備を見るとその説得力に圧倒され、また難しい内容でも理解しようとして大学の先生に積極的に質問したり、さまざまな気づきと発見がありました。この貴重な経験をぜひこれからの進路選択にも生かしてほしいと思いいます。

最後に、お忙しい中さまざまなご協力をいただきました大阪大学の先生方、貴重な経験を本当にありがとうございました。

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