特別授業で「たまご落としコンテスト」を行いました。

<ルール>
・高さ6mから生卵を落としても割れない装置を、1枚のボール紙と接着剤だけでつくる。
・卵が割れなかった人の中で、地上の的に最も近い人が優勝。

東京大学の生田幸士教授が毎年開催されているコンテストに倣った取り組みです。

生田先生がこのコンテストを開催するねらいは、

・出来合いのおもちゃやゲームではない、自分の手を使った「ものづくり」の楽しさを知ってもらうこと
・成否の理由を深く考え、イマジネーション(想像力)が重要であることを「気づかせる」こと
・イマジネーションを発揮しつくして解決策を編み出す「深い思考と観察のくせ」をつけること

だそうで、その背景には「人をびっくりさせるような独創的な発想をして社会を変革する人材を育てたい」という思いがあるそうです。
https://shingakunet.com/journal/learning/27098/

さて、高校2年生の43名が、この難題に挑みました。

制作時間は1時間。

     

結果は……

     

3名が成功!

惜しくもヒビが入ってしまったものの、独創的な作品で会場を沸かせた2名にも特別賞が贈られました。

<生徒の感想より>

・たくさんの疑問・反省が出た。次こういう機会があれば、さらにバージョンアップしたものをつくりたい。とても楽しかった。

・自分の作品を完璧に完成させたかった。制作時間の中でもっと試してみて、欠点をどんどんなくす作業も必要だったかなぁと思う。とても悔しいです。

・これくらい難しいほうが盛り上がる。次回はもっと想像力をはたらかせて楽しみたい。

・どうすればうまく落下するのかを考えることが楽しかった。それぞれの考えた作品に個性があったのもよかった。

・何回も試作を繰り返して、もっと高い所から落とせたら面白いなと思った。

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