アメリカでの英語研修希望者35名でオレゴン州ポートランド市へ行ってきました。

 

このプログラムは英語研修と異文化交流を目的としています。そこで、ホームステイをメインとし、1∼2名ずつに分かれてホストファミリーの家に滞在しました。生徒たちは初めてアメリカの家に滞在することで、生活習慣やコミュニケーションの取り方、様々な物事の考え方の違いを実感していました。また、その異なる文化を柔軟に受け入れ、楽しむことも出来ていた様子でした。ホストファミリーとの初対面では、みんな緊張していましたが、精一杯の笑顔と力強い握手を交わしていました。

英語研修は、現地のネイティブ英語教師3名からすべて英語での授業を受けました。初めは、慣れない英語に戸惑っていた生徒たちも、後半はだいぶ慣れ、相手が何を言っているのかを聞き取り、自分でリアクションできるようになっていました。授業への参加の仕方も次第にリラックスして発言ができるようになっていきました。

午前の英語研修のあとには、フィールドトリップに行きました。訪問先は、ポートランド州立大学(PSU)、オレゴン産業科学博物館(OMSI)、ポートランド警察署、ポートランド消防署、バラ園などでした。

    

最終日には、ホストファミリーを招いて、Farewell Partyを開きました。生徒たちは研修前からこのパーティの準備を行ってきました。2週間の感謝の気持ちを込めて、Thank you カードを渡したり、日本の習字や昔ながらの遊びを披露したりしました。最後には、全員で「上を向いて歩こう」と「手紙」を歌い、感謝の気持ちを伝えました。

 

どの生徒も、研修前は英語力や生活習慣の違いに不安を抱いていましたが、少しずつ慣れ、最後には、「もっといたい」、「また絶対に戻ってくる」と自信や決意に満ち溢れていました。この2週間で、生徒たちの英語学習に対するモチベーションが向上されたのはもちろん、習慣や人の多様性を受け入れる心の余裕を身に付けることができていたようでした。

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