8月11日(月)~15日(金)の5日間、錦城高校内にてGlobal Studies Programを実施しました。希望者向けのプログラムで、5~6人の生徒に対してネイティブのグループリーダー1人がつき、自分自身のことや社会問題について、英語を使って議論しながら理解を深めていくというものです。最終日の本日は集大成として、「自分の強みを用いて社会にどう貢献するか」をテーマに、1人ずつ皆の前でプレゼンテーションを行いました。英語を使って堂々と話す姿はもちろんのこと、プレゼンの内容そのものにも感心させられる点が多くありました。また、今回のグループリーダーたちは全員が海外招聘性(日本の大学への留学生ではなく、海外在住の大学生・大学院生)であったため、それゆえの新鮮さも感じられたのではないかと思います。そんな海外招聘性たちに錦城生の印象を聞いてみました。

―錦城生の印象は?—

「適応力と柔軟性がある」

「難しい課題に対してとても一生懸命取り組む姿に感動した」

「とても従順(良い意味で)で、準備すべきことをしっかり準備してきていた」

「最初は消極的な生徒もいたが、そういう生徒も最後のプレゼンテーションでは自信を持って発表することができていた」

とてもポジティブなコメントをたくさん頂きました。日本人が英語を話す際の大きな障壁の1つが「間違えることに対する恐れ」であると言えます。これに関して、Caris Eatonさん(ハーバード大)は次のように述べていました。

「世界中を見渡しても完璧な英語を話す人なんてそうそういない。だから間違えるなんて普通のこと。大切なのはパッションと、コミュニケーションを楽しむことよ。」

間もなくオーストラリア海外研修も終わりを迎えますが、国際交流プログラムの1つ1つが、参加者にとって自己の世界を少しでも広げるものになっていてくれたらと願うばかりです。

『錦城高校新聞』の夏休み企画のために、いろいろな取材に伺っています。

7月には全国大会にも出場している埼玉県立松山高校新聞部の取材をさせていただきました。8月前半は西東京市の戦後80年講演会、国立療養所多磨全生園にある国立ハンセン病資料館ワークショップなどにお邪魔しています。

8月8日は早稲田駅最寄りの全日本ろうあ連盟事務局にうかがい、11月に東京で開催されるデフリンピックの準備についてお話を聞きました。編集部員の縁があり、デフリンピックについて錦城高校新聞で伝えたいと取材を進めています。

夏休み中の活動は不定期のため、見学等はなかなか機会はないと思いますが、興味のある中学生・受験生の皆さんがいたらぜひ2学期以降の発行をご覧ください。文化祭でも新聞委員会のコーナーを作ってお待ちしています。

事務局でお話をうかがう手話でデフリンピック

 

去る7月13日(日)、小野路球場にて行われた全国高等学校野球選手権大会西東京大会2回戦において、富士森高校と対戦し、1対2で敗れました。たくさんの応援をいただき、ありがとうございました。

新チームは8月4日(月)より、長野県はグリーンローズスタジアム四賀球場を拠点とした合宿を行ないました。

今後とも応援よろしくお願いいたします。

 

今年度より、錦城高校は、日本獣医生命科学大学と、連携協定を締結しています。(連携に際しての記事はこちらより)

それに基づき、日本獣医生命科学大学において、夏休み中、錦城生限定で特別講座を実施していただきました。

全9日間のプログラムで、今回は最初の3日間の様子をご紹介します。

 

1日目は「獣医外科医になってみよう! 〜糸結びに挑戦〜」の実習を行いました。

実際に手術で使われる糸を使用した、糸結びの実習を行いました。

リアルな外科体験を通じて獣医師という職業の魅力を肌で感じる貴重な体験になりました。

2日目は、「動物のお医者さんになってみよう! 〜バイタルサイン測定〜」の実習を行いました。

実際に動物病院の手術室で使用されている麻酔モニター機器を用いて、生徒の心拍数や血圧、酸素飽和度を測定しました。

生きている証をリアルタイムで観測し、体の仕組みを体感することができました。

また、測定機械の原理などを丁寧に説明していただき、大変貴重な体験となりました。

 

3日目は「もつ煮込みの材料でできる 〜自律神経反応を目で確かめる実験〜 」の実習を行いました。

 

ブタの気管から平滑筋層を切り出し、リガンドによる平滑筋収縮反応の確認を行いました。

 

取り出した平滑筋層の様子

アセチルコリンを投与する様子

次回以降の更新もお楽しみに!

~夏の準備~

錦城祭の準備を実行委員会本部、各企画で進めています。本部で作成してきたポスターが完成しました。

今年度の錦城祭「錦城星~輝け僕らの青春へ~」は9月13日(土)、14日(日)開催です。

各クラス工夫をこらした企画、練習を重ねた部活動の公演、地元飲食店のご協力もいただいた飲食企画、探究活動や芸術選択など日ごろの授業成果の発表、等々を用意しています。

詳細等を今後も発信していきます。ぜひご来場ください。

7月28日~31日、香川県善通寺市にある四国学院大学で開催された第49回全国高等学校総合文化祭かがわ総文2025(新聞部門全国大会)に出場しました。昨年度の都コンクール受賞を受けて、都代表の1校として参加しました。

大会では全国から集まった新聞部、委員会のメンバーと交流し、班別に香川の各所を取材して交流新聞を作成しました。また、大会中の年間紙面審査において全国上位45校内にあたる「優良賞」を受賞しました。

暑い瀬戸内海での大会でしたが、開催に尽力してくださった大会本部、香川県の実行委員高校生の皆さん、本当にありがとうございました、とても貴重な経験を得ることができました。今後の紙面づくりにいかして活動していきたいと思います。

夏休みも外部取材など活動中です。応援よろしくお願いいたします(取材ネタもお待ちしています)!

 

オーストラリア国際交流プログラムに参加している生徒の様子を、オーストラリアのForest Lake からお届けします。

8月のブリスベンの最高気温は約20℃、最低気温は約10℃です。こちらは、とても過ごしやすい気候が続いています。

 

さて、今週行われた授業の一部を紹介します!

 

Esports

Forest Lake State High Schoolには、Esportsで獲得したたくさんのトロフィーがありました。Esportsは、錦城高校にはない授業ですが、近年、若者を中心に世界中で人気が拡大しています。

そして、彼らが手にしていたものは…

錦城高校の生徒にも大人気の授業です。

 

Japanese class、English class

今週も生徒たちは、Forest Lake State High Schoolの生徒に日本語を教えながら英語を学んでいます。

Forest Lake State High Schoolの生徒は日本語が上手!このような、素敵なプレゼントをもらった生徒もいます。Forest Lake State High School に通って、2週間が経ちました。Forest Lake State High Schoolの生徒と仲良くなっています。

 

Art

アボリジニにとってブーメランは、カンガルーやエミューなどを追い払うために使用されただけではなく、土地・祖先・精霊とのつながりを象徴する道具でもあり、単なる武器以上の意味を持ちます。

伝統的なアボリジニアートで使われる柄を意識しながら装飾をしました。

 

トートバッグにデザインをする授業もありました。オーストラリアでは環境保護の観点から、多くの州で使い捨てプラスチック袋が禁止され、買い物時はエコバッグの利用が一般的です。

綿棒を使って、伝統的なアボリジニアートを表現しています。とても素敵なお土産になりました。

 

Lunch Time

ランチタイムの様子をお届けします!バディーと一緒にご飯を食べたり、遊んだりして、仲を深めています。

 

Excursion

水曜日は、ブリスベンにあるクイーンズランド大学(The University of Queensland)に行きました。クイーンズランド大学は、オーストラリアを代表する名門大学の1つで、世界的にも高い評価を受けている総合研究大学です。この大学に通う学生さんに案内してもらいました。

海外大学の進学は、語学力の向上や国際的な視野が広がったり、専門性の高い学びを得られるなど将来のキャリアにも大きく役立つ選択です。錦城高校も、大学選びの際に海外大学を視野に入れる生徒が少しずつ増えてきたように思います。幅広い選択肢から、将来やりたいことを達成するための道を考えていけると良いですね。

 

この日は、その後 City Catという高速船に乗って移動し、ブリスベンの市街地を観光しました。ブリスベン市街地の街並みに、生徒たちは大興奮!

そして驚くべきことに、この高速船を含めたQueensland州の政府が管轄する公共交通サービス(TransLink)が、Queensland州全域で、距離に関わらず一律50セント(約50円)で乗ることができます。バスも電車もです。いつまで続くかわからないですが、ありがたいサービスですね。

ブリスベンは、2032年のオリンピックの開催地です。オリンピックに向けて、少しずつ競技施設やインフラの整備が進行中です。オリンピックをきっかけに、さらに活気あふれる都市になりそうです。

このプログラムも残すところあと1週間、この土日がホストファミリーと過ごす最後の週末です。

今週末からEkkaというイベントが始まります。Ekkaは、ブリスベンで毎年8月に約10日間開催される農業と地域文化の祭典で、展示・遊園地・グルメ・花火などが楽しめる伝統的なイベントです。

今週も素敵な週末を満喫していることでしょう。

Part4に続く

Forest Lakeは、ブリスベンの市街地から少し離れた場所で、大きな湖のそばにある地域です。

自然豊かなForest Lakeで学ぶ、生徒たちの様子をお届けします!

 

毎日、Forest Lake State High Schoolの入り口では軽食(朝ご飯)が無料で並べられています。錦城高校との違いに驚かされます。

 

最初の授業では、Forest Lake State High Schoolの生徒に学校案内をしてもらいました。

図書館には、漫画もたくさんありました。嬉しいですね。

 

今週行われた授業の一部を紹介します!

 

Dance

Forest Lake State High Schoolの生徒や先生が、英語で踊りを説明してくれます。

多少英語がわからなくても、振り付けを見れば大丈夫!みんな楽しく踊っていました。

錦城高校で行われる体育のうち、週1時間は柔道またはダンスです。普段、ダンスの授業を受けていない生徒たちも一生懸命に踊っていました。

 

Badminton

Forest Lake State High Schoolの先生とも一緒にプレーして、かなり盛り上がっていました!

留学においては、まずは楽しむ気持ちが大切ですね!

 

Japanese class、English class

Forest Lake State High Schoolの生徒は第2外国語として、日本語を学習している生徒が多いです。

授業では、Give and Take を大切にしています。つまり、Forest Lake State High Schoolの生徒からは英語を学び、錦城の生徒は日本語を教えています。

「鉛筆」という漢字を教えているところです!

Forest Lake State High Schoolは、日本語に興味を持っている生徒が多いです。See you again!って、日本語で何て言うの?じゃあね!だよと、教え合う様子も見られました。

 

Forest Lake State High Schoolの生徒に、おにぎりの作り方を教える授業がありました。

Forest Lake State High Schoolの生徒も、上手におにぎりを作ることができました!

 

他にも、オーストラリアで有名な食べ物を教わる授業がありました。

オーストラリアといえば、VEGEMITEが有名です。オーストラリア原産の塩辛い風味の発酵食品です。パンやクラッカーに塗って食べます。

初めて食べた生徒の様子は…

オーストラリアでは、VEGEMITE以外にも、ラミントンというスポンジケーキにチョコとココナッツをコーティングしたデザートや、チョコレート菓子のTimTam、ココア風味の粉末ドリンクMILOなどが有名です。

 

Lunch Time

Forest Lake State High Schoolでは、ランチタイムが毎日2回あります。

ランチタイムは、バディー(この留学中、お昼を一緒に食べるForest Lake State High School の決められた生徒)と一緒に過ごします。

毎日、ホストファミリーがお弁当を用意してくれます。ありがたいですね。

ランチタイム中、学校のさまざまな場所で、イベントがあります。

例えば、オーストラリアの先住民であるアボリジニの文化を守るため、Smoking Ceremonyが行われていました。

これは、薬草(ユーカリなど)を焚いて煙を立て、その煙を浴びることで 場や人を清めるとされています。

ランチタイム中、ブレスネットを作っている生徒がいました。ラフィア(raffia、ヤシの葉などからとれる自然素材の繊維)を使って、編んでいます。

ラフィアは、アボリジニの伝統的な織り・編みの技術に使われてきました。

 

さて、生徒は、ホストファミリーと楽しい週末を過ごしていることでしょう!

Part3に続く

7月29日(月)から31日(水)にかけて香川県で開催された「第48回全国高等学校総合文化祭(かがわ総文2025)」に、写真部門・東京都代表の一校として参加いたしました。

全国から写真に情熱を注ぐ高校生たちが集うこの大会において、本校生徒の作品は奨励賞に選ばれ、たいへん光栄な評価をいただくことができ、貴重な体験を得ることができたと思います。

期間中は、写真講習会や交流会、撮影会など、多彩なプログラムが展開され、参加者同士の学びと刺激に満ちた時間が流れました。

中でも心に残ったのは、運営に携わる香川県の生徒の皆さんの温かな対応です。

猛暑が続く中にもかかわらず、笑顔を絶やさず、全国からの参加者をあたたかく迎えてくださいました。

写真という共通の表現手段を通じて、地域や学校を越えたつながりが生まれ、改めてその魅力と力強さを実感する機会となったことは、何よりの収穫です。

ここでは、その3日間の様子を写真とともにご紹介いたします。

【1日目】
開会式

開会式を終え、四国水族館へ向かいました。

 

四国水族館は夕陽をバックにイルカショーを楽しめる人気の写真スポットです。

 

【2日目】
2日目はエリアごとに分かれ撮影会を行いました。

事前にチェックしていたポイントへ向かい、シャッターチャンスを待ちます。

何度もおとづれたくなるほどの絶景。

他校と合同で撮影をしたり、アドバイスをしていただいたりと、実りのある時間を過ごせました。

【3日目】
表彰式

講評会(審査員の先生方からの貴重なご講評)

全国の同世代の仲間と切磋琢磨し、写真を通じて心を通わせるかけがえのない3日間となりました。今回の経験を今後の活動にも生かしてまいります。

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