高校1年生のライフデザイン・ウィメンズライフ部門では、高校1年生を対象に、「カラダを知ろう! 講演会~妊娠・出産編~」「月経座談会」を行いました。
9月6日(土)に行われた「カラダを知ろう! 講演会~妊娠・出産編~」では、命の誕生や出産の過程について学びました。妊娠や出産は生徒たちにとって、日常生活の中では遠い話に感じがちですが、実際には一人ひとりにかかわる大切なテーマです。講師の先生のお話を通じて、命の重みや尊さを実感するとともに、「健康なからだをつくることが将来の命を守ることにつながる」という視点を持つことができました。
生徒からは
- 新しい命が生まれることは当たり前ではなく、生まれるまでの苦痛があると学び、自分の命を大切にこれからも気を付けて大事に過ごしていきたいと考えました。
といった感想も聞かれ、自分のからだを大切にしようとする意識が高まった様子が見られました。
カラダを知ろう! 講演会
9月27日(土)に行われた「月経座談会」では、事前アンケートを実施し、その結果から、生徒一人ひとりが月経に関して抱えている悩みや、生理痛への対処法などを共有しました。普段は口に出しにくい内容でも、アンケートという形を通すことで、「自分だけの悩みではない」と気づくことができ、多くの生徒にとって安心につながる機会となりました。その後は月経についてのクイズに挑戦し、楽しみながら知識を確認することができました。
- 女性は一生女性ホルモンの影響を受けなければなりません。そのため生理がきているような人には私自身も優しくしていき、女性同士の支え合いも大切だと感じました。
- みんな不安なことや体のことで悩みがあると思っていたけど、悩みや体の不調が特にないという回答にとてもびっくりしました。ですが、人それぞれ思っていることや抱えているものは違うからその中でもお互いのことを理解しあえたらいいなと思います。
といった感想もあり、学びと交流が両立した時間になりました。
クラスメイトと相談中……
クイズも楽しみながら行うことができました
座談会終了後には、本校も参加校になっているJKクリニックのカードを配布しました。
JKクリニックカード配布!
今回の学びは、今後のライフデザインの授業でさらに深めていきます。来年度には、実際に現場に立つ助産師の先生をお招きし、妊娠や出産について、より具体的で専門的な内容に触れる予定です。今年度の学びを土台にすることで、命やからだについての理解を一層広げ、自分の生き方や将来への責任を考えるきっかけとして、これからの学校生活や将来の健康に役立ててほしいです。