久々にこのブログの担当が回ってきました。
毎回のことですが、書こうとすると「さて、何を書こうか……」としばし考えてしまいます。
昨日は建国記念の日でしたね。
この日が来ると、私は中学生の頃のある冬の朝を思い出します。
家族で早朝に近所の神社へ参拝に出かけた日のことです。
外に出た瞬間の空気は、身が引き締まるというより“刺さる”ような冷たさで、当時の私は思わず「今日は本当に行くの?」と小声でつぶやいていました。
ところが、境内に着くと、空気が少し変わりました。
薄暗い空の下、静かに手を合わせる人たちの姿や、澄んだ鈴の音を聞いていると、寒さの中にも落ち着いた雰囲気が漂っていて、自然と心が静かになっていくのを感じました。
帰り道、父が「国を想うってね、難しく考えることじゃなくて、周りの人や日々を大切にすることなんだ」と言いました。
その時は「そういうものなのかな」くらいにしか思っていませんでしたが、大人になってからじわりと意味が染みてくる言葉です。
そして最近では、その言葉を聞くと受験生のみなさんのことをよく思います。
派手さはないけれど、毎日積み重ねてきた時間や努力は、確かに自分の力になっています。
勉強はときどき思い通りにいかなくて不安もあると思いますが、昨日までのひとつひとつの積み重ねが、必ずみなさんを支えてくれるはずです。
うまくいかない日があっても大丈夫です。
歩幅は日によって違っても、前に進んでいることに変わりはありません。
受験という大切な時期を迎えているみなさんが、自分の力を信じて進んでいけますように。
静かに、でもしっかりと応援しています。

数学科 M.T.
































