3月15日(土)に駒澤大学で行われましたWELCOME DAYに高校1年生の7人が参加をしました。

このWELCOME DAYは、午後からの一般のオープンキャンパスの前に先立ち、高大連携協定校の本校のために、特別プログラムを用意いただいたイベントです。大学生がキャンパス内を案内してくださった後は、グローバル・メディア・スタディーズ学部の吉田教授より、データサイエンス・データベースに関する授業の体験をしました。体験の中には、ゼミの学生さんの発表もあり、参加生徒たちはリアルなゼミ体験をすることができました。
プログラム終了後は学生食堂へ行き、ランチを食べ、学生気分で楽しんでいました。

WELCOME DAYスタート‼︎
WELCOME DAYスタート‼︎

キャンパスツアーに出発!! ①
キャンパスツアーに出発!! ①

キャンパスツアーに出発!! ②
キャンパスツアーに出発!! ②

データーサイエンスとは……授業体験
データーサイエンスとは……授業体験

ゼミ生の発表を聞きました。
ゼミ生の発表を聞きました。

学生食堂でランチを楽しみました。①
学生食堂でランチを楽しみました。①

学生食堂でランチを楽しみました。②
学生食堂でランチを楽しみました。②

最後のHRを終え戻ってきた担任の先生が、職員室で大号泣。生徒たちの前では一切涙を見せなかったけれど……。
「卒業式、泣かないように頑張ります!」の宣言通り、頑張ったのですね(なのにここでばらしてしまいました(笑))。
共に過ごした可愛い生徒たちが新たな一歩を踏み出す日は、うれしさとさみしさといろいろな思いが交差します。教員も、毎日を必死に生徒たちと歩んできたからです。
我々にとっても卒業式は特別な日です。心からお祝いを、そして、この日だけは、これまでの思い出をゆっくり噛みしめて過ごしたいと思います。

 

“コンフォートゾーン”から抜け出す機会を作る。これは、私が成長するために常に意識していることです。英語の“comfort”は、「快適」「癒し」という意味を持ち“zone”は「地帯」「領域」という意味です。つまりコンフォートゾーンとは「自分にとって安心・安全に過ごせる領域」のことです。安心安全な環境の中で過ごす日々はストレスや不安を感じずに過ごすことができますが、新たなチャレンジをしなくなり、自身の成長が停滞をする恐れもあります。

そこで、自分を成長させるために私は意識的にコンフォートゾーンが抜け出すことを試みています。

例えば、仕事で「慣れた仕事で楽にできるな~」と感じたら、あえて別のやり方でその仕事を進めたり、今までやっていなかった工夫を加えてみたりします。こうすることによって、新しいアイディアが頭に浮かんだり、思いがけずより良い結果を手にすることもできます。

私の担任している高1英語クラス12名の生徒たちは、今まさに住み慣れた日本というコンフォートゾーンを抜け出して、ニュージーランドで約3か月のターム留学中です。生活習慣が全く異なる場所で、不安になったり、うまく言いたいことが伝わらなかったりと、悪戦苦闘の毎日を過ごしていることでしょう。それでも、途中であきらめる生徒は一人もおらず、もうすぐ帰国の日を迎えます。留学したことで、新たな価値観に触れ、視野を広げた生徒たちがどのような成長をしたかを目にすることが今から楽しみでなりません。

「大きな不満はない。でもやりたいことがわからない。」と感じていたら、自分のいる「コンフォートゾーン」から抜け出す時なのかもしれません。失敗を恐れずに、新しいことにチャレンジする、今いるコンフォートゾーンを広げて、その先の世界へ一歩踏み出すという勇気をぜひ持ってみてください。その先にはきっと、今まで見たことのない景色が待っているはずです。

 

英語科 斉藤

留学中の生徒から絵葉書が届きました。
中は、英文でびっしり埋め尽くされています。
景色がきれいで、食べ物がおいしいNZで、学校生活を謳歌している様子と、感謝の気持ちがつづられていました。
今の時代に絵葉書というところが素敵ですね。
帰国まであと2週間、最後まで元気に楽しく過ごせますように……日本からみんなでエールを送ります。“Keep up the good work!”

3月21日は初代学園長の山上曹源先生がお亡くなりになった日です。
3月19日(水)、先生のご遺徳をしのぶ「山上忌」が行われました。

 

献茶湯
献茶湯

修証義 読経
修証義 読経

 

校長先生のお話
校長先生のお話

お彼岸のお中日に亡くなられた山上先生
お彼岸のお中日に亡くなられた山上先生

駒沢学園は98年前に創立された伝統ある学校です。東京大空襲で焼け野原になり、復興を経験してきました。
ここで、明治時代〜昭和時代にかけて生きられた山上先生のお言葉を紹介します。

 

我等の魂を美化するに芸術があり、
我等の魂を善化するに道徳があり、
我等の魂を真化するに学問があり、
我等の魂を聖化するに宗教的信仰がある。

そして我等の魂を聖化する正しい宗教的信仰は、前の真と善と美とを三脚として、其の基礎の上に打ち建てられねばならない。

(昭和10年『無憂華』創刊号 信仰とご人生 P.14)

真善美は、古代ギリシャの哲学者でソクラテスの弟子であるプラトンが、人間の普遍的な理想のあり方、あるいは普遍的な価値を示す概念として提唱しました。

山上先生は美善真聖の四つを人間教育の要とし、毎日お唱えする四弘誓願文と重ね合わせたり、クラス名や、ご自身が作詞した校歌に入れたりと、教育に対しての思いが込められています。

美は芸術を通して触れることができ、善は道徳(善悪を超えた善)を通して触れ、真は学問を探究することで触れることができる。聖は自己を信じ自己の魂の声に耳を傾ける宗教的信仰のことであり、美善真を礎にして成り立つ、ということです。

「人間として大切なことは何か」
「なぜ生まれてきたのか」
「我々はどこからきて、どこへ行くのか……」

2,500年前から探究されてきた心の謎、精神の旅に終わりはありません。
Komajoのクラス名から、無限に広がる自由への扉がいつでも開かれています。

 

昭和8年卒業アルバム(校歌の作詞:山上先生)
昭和8年卒業アルバム(校歌の作詞:山上先生)

昭和16-17年頃 朝礼の風景
昭和16-17年頃 朝礼の風景

第26回全国高等学校女子硬式野球選抜大会 結果報告

佐久長聖11ー4駒沢学園

 

大会の1回戦は、6回コールドで敗退しました。チーム力としては上位進出も狙えると思っていましたが、甘くはありませんでした。夏へのスタートを切り、また気持ちを入れかえて頑張ります。

 

試合には、保護者やOGが見に来てくれました。応援ありがとうございました。

 

今年で創部25年を迎え、だんだんとチーム数が多くなってきましたが、伝統ある本校がまた、大会上位に常に残れるよう強化していきたいと思います。

2025年3月15日から、稲城市立図書館に高校1年生が作成した本のホップが展示されています。本校では、例年高校1年生の1学期にビブリオバトルを開催しています。生徒たちは、自分たちが発表した本のポップを夏休みの課題として作成しているのですが、これまでは校内展示にとどまっていた作品を、この度稲城市立図書館で展示していただきました。稲城市の方々にご覧いただき、大変うれしく思っています。
展示コーナーも図書館に入ってすぐの正面に設置していただきました。司書の方が素敵にレイアウトしてくださった展示は一見の価値ありです。ぜひお近くにお越しの際はお立ち寄りください。

稲城市立図書館展示の様子①
稲城市立図書館展示の様子①

稲城市立図書館展示の様子②
稲城市立図書館展示の様子②

中学校の学校説明会・授業体験会が行われ、授業体験会では英語とこころ(仏教)の授業が行われました。英語では、Do you like animals? という題で、好きな動物、そうでない動物をお互いに聞きあうアクティビティを行って英語に親しみました。

また、こころの授業では舌切り雀の題材をもとに、善い行い悪い行いとは何なのかを考えてもらい意見を交換し、坐禅体験を行いました。
今回も多くの方にご参加頂き、まことにありがとうございました。次は4月19日(土)に説明会・見学会、5月31日(土)に説明会・授業体験会が予定されています。ふるってご参加ください。

 

Are you Ready?Yes, we are!!
Are you Ready?Yes, we are!!

広報部の生徒が全力サポート
広報部の生徒が全力サポート

 

何の動物の鳴き声かな??
何の動物の鳴き声かな??

みんなで舌切り雀を読みます!
みんなで舌切り雀を読みます!

 

大きなつづらと小さなつづら、どちらを選びますか?
大きなつづらと小さなつづら、どちらを選びますか?

坐禅体験もしました!

わたしは本屋さんを見て回るのが好きなのですが、特に、本の表紙を見るのが好きで、良いなと思う表紙をみると、絵画を選ぶように買ってしまいます。
今日は、表紙が素敵な本を二冊紹介します(今回のものは両方とも内容も素晴らしいです)。
一冊目は、去年本屋大賞第2位に選ばれた『水車小屋のネネ』(著者は津村記久子さん)。この本はここ一年ばかりいろいろな人におすすめしている大好きな本です。それだけでなく、イラストレーターの北澤平祐さんの描いた表紙がうっとりするほど可愛く、その色使いはいつ見ても幸せな気持ちにさせてくれます。北澤さんは、この本以外にもたくさんの表紙を描いており、どれもこれも可愛いので見つけるとつい手に取ってみてしまいます。

二冊目は、「読むことの風」(著者はアサノタカオさん)。子どもの頃、母や姉が本を夢中で読んでいるとき、ひとりだけ置いていかれてしまったような寂しい気持ちになった記憶があるのですが、その寂しさを説明しているような文章が載っており、えらく感動しました。
表紙は温かい桃色で、カラフルな渋い色のついたコップの絵が描かれています。この渋い色の組み合わせがなんとなくいいなと思い、しばらく表紙が見えるように本棚に飾っていました。どうやら二刷からは淡い緑色に変わったようですが……

表紙だけで本を買うことは失敗もありますが、失敗しても絵や写真を買ったことにしてしまえばあまり落ち込まないのでおすすめです。次に読む本がなかなか決まらない方はたまには表紙で選んでみると今まで知らなかった作家との出会いがありますので、ぜひ試してみてくださいね。

 

国語科 穂谷野

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