11月15日(金)、「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」の活動で、中学生は舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を鑑賞しました。2幕で3時間を超える舞台でしたが、どきどきするストーリーとすばやい展開、迫力の演技や音楽で、生徒も先生も夢中になって鑑賞しました。事後アンケートには「一瞬で衣装が変わってびっくりした」「変身したり、空中で戦ったり、どのような仕掛けがあるのか全くわからなかった」「プロジェクションマッピングがすごかった」「魔法がたくさんあって面白かった」「音が大きくて驚いた」などの声が多数ありました。

 

12月7日(土)東京都看護協会より助産師の先生を招き、性にかかわる意思決定や行動選択、性的同意などの「自分の行動に責任を持つ重要性」、デートDVについて、性に関する相談場所についての「パートナーとの良好な関係の築き方」の授業をしていただきました。
性に関する知識や考え方を深める機会を持つことは、生徒たちにとって大変貴重な時間となりました。また、デートDVについての動画を見せていただき、具体的にどんなことがデートDVにあたるのか、またその予防策を学ぶことで、生徒たちは自分や他者の心と体を大切にする意識を高めることができました。

生徒の感想

からだや心を理解し、相手の立場を尊重してかかわっていくために、あなたがこれからできること、大事にしていきたいこと、必要だと思うことを自由に書きましょう。

  • 相手を尊重するのも大事だけれど、自分のことも大切にしてあげて、お互いに同じ目線で接するのが大事だと思いました。
  • 相手の気持ちや意見を尊重し、思いやりを持って接することを大切にしたいです。性的暴力やデートDVの問題を正しく理解し、自分の行動が相手にどう影響するかを意識します。困っている人がいたら、一人で抱え込ませず、専門機関につなげるサポートを心がけたいです。尊重と思いやりを育み、安全で安心できる関係を築いていきます。

自分が望む意思決定や行動選択をしていくために、あなたがこれからできること、大事にしていきたいこと、必要だと思ったことを自由に書きましょう。

  • 相手と話し合うことや、自分の意見をはっきりいうことが1番大切だと思った。もし何かあった時にはすぐに相談をすることも大切だと思った。この学習は将来ずっと必要な知識だと思うからしっかり覚えておきたいと感じました。
  • 相手に嫌われるのが怖いとか自分が嫌な思いをしてでも好かれるようにするのは自分が望む意思決定ではないので自分の意思を強く持つことが必要なことだと思いました。

冬休みを迎えるこの時期にこうしたテーマを学ぶことで、生徒たちは日々の生活の中でより良い行動選択をするための大切な指針を得たと思います。貴重なお話をしてくださった助産師の先生に心より感謝申し上げます。

 

コ・メディカル入門の授業にて、ピンクリボンアドバイザーであり、乳がん経験者である青木由貴子さんをお招きしました。

青木さんより、がんと診断された時の自身の思いや、がんを打ち明けた際の家族の反応、治療中につらかったこと、友人や職場の方、医療職といった周囲の方からのかかわりで嬉しかったことなど、ご自身の体験をもとに貴重なお話をいただきました。

 

経験者としての思いをお聞きできました
経験者としての思いをお聞きできました

また、自分の健康を守っていくためには、検診を受けることや、科学的根拠のある正しい知識を身に付けることが大切であることもお話いただきました。

 

もし、身近な人が知らされたら……あなたはどうする?
もし、身近な人が知らされたら……
あなたはどうする?

その後、青木さんの助言をもとに乳房の模型を触って、自分でできる触視診のポイントを学び、今後自分の健康を守るために実践できそうなことや、家族や友達などの周囲の人ががんなどの病気になったときに、どのようなサポートができるかをそれぞれ考えました。

 

生徒代表として! ジュニアピンクリボンアドバイザー認定証をいただきました
生徒代表として!
ジュニアピンクリボンアドバイザー認定証をいただきました

がんは誰にでもなる可能性があります。
だからこそ、まずは自分の健康は自分で守り、そして社会でお互いに支えあっていけるように、それぞれができることをしていこうと、改めて決意した時間となりました。

~生徒の感想~

  • 講演を聴いて、がんは誰でもなる可能性がある病であること、がんになっても誰のせいでもないこと、検診にいき、早期発見をすれば治る可能性が高いということを再確認でき、不安が和らいだ。
  • 健康は一人だけの問題ではなく、家族や友人、周りの人たちとも支えあうことが大切だと感じた。自分だけが気をつけるのではなく、周りの人と一緒に健康に取り組むことで、互いを励ましあい、生活をより良いものにできると思った。具体的には、父や母や兄が、日々、忙しいタイムスケジュールで生活を送っているので、自分が家族に向けて、積極的に声をかけようと思う。
  • がん検診の大切さを学び、早期発見のためにがん検診に行こうと思った。また、まずは家族と今日の講演のことやがん検診の重要性について話をしようと思う。

中学入試シミュレーションでは時間は短縮ではありましたが、入試本番のように体験していただきました。
入試シミュレーション後には解説授業、ご希望の方には校内見学や、個別相談をさせていただきました。
また、生徒広報部の生徒も受験生をお迎えし、合格祈願としてメッセージカイロをプレゼントしました!
この度は多くの方にご参加いただきありがとうございました。

次回は1月18日(土)中学入試直前説明会です。入試に向けての説明になりますのでぜひご参加ください。
詳しい内容、ご予約はこちら

 

生徒広報部が受付にてお迎えします
生徒広報部が受付にてお迎えします

在校生からメッセージカイロをプレゼント!
在校生からメッセージカイロをプレゼント!

 

解説授業の様子①
解説授業の様子①

解説授業の様子②
解説授業の様子②

1学期は教員側が用意した実験を行い、それをどのように工夫したら子どもが喜ぶか、どのようにしたら安全に実施できるかを考えてきました。2学期は各グループで実験を計画し、実際に実験をやってもらいました。必要なものも、全て自分たちで用意してもらいました。
実験を行うグループは白衣を着用して先生役、それ以外の生徒は子ども役です。先生役は、実験操作の説明、指示、机間巡視を行います。子ども役は指示に従って実験を行い、改善点や面白くする工夫などを考えます。
生徒が考えた実験は、「3次元キャンディー」や「バスボム作り」、「水面に花を咲かそう」など実にさまざまです。生徒たちはこの授業を通して、教えることの難しさ、時間配分の大切さなどを体験できたようです。

 

先生役は白衣を着て、実験の説明・指示・机間巡視を行います
先生役は白衣を着て、実験の説明・指示・机間巡視を行います

先生役以外の生徒は、子ども役として実際に実験をやってみます
先生役以外の生徒は、子ども役として実際に実験をやってみます

 

3次元キャンディーを作成中。この後、水風船をつまようじで割って完成!
3次元キャンディーを作成中。
この後、水風船をつまようじで割って完成!

バスボムを作成中。生徒がうまくできないので、先生がお手本を見せています
バスボムを作成中。
生徒がうまくできないので、先生がお手本を見せています

お釈迦様のお悟りを記念する成道会が行われました。
詩の朗読や、成道会の歌、焼香なども生徒が行い、一緒にお祝いしました。

 

仏さまに蜜湯、お菓子、お茶をお供えし、供養します。
仏さまに蜜湯、お菓子、お茶をお供えし、供養します。

ご導師のお話し
ご導師のお話し

ここで、ご導師のお話を紹介します。

「形から整えることが本学の伝統で、授業の最初と終わりに挨拶、美しい礼をするということが、ずっと繋がってきた。これを機に自己を顧み、伝統を大切にしましょう。」

「お釈迦様のお悟りは、病気があるから健康が尊い、死があるから生きているということが尊い、ということだった」というお話でした。

お釈迦様は、シャカ族の王子として生まれ、生老病死に苦しむ人生から逃れる道の探究に励み、修行されました。
徹底的に「苦しみ」と向き合い、受け入れることで永遠の「安楽」を見出されたのでした。

生と死、苦しみと楽しみ、幸福と不幸、光と闇……片方を徹底的に見つめることで、反対側の存在に触れ、苦しみは自らが生み出した幻想にすぎない、と気づきます。
そのような教えが仏教ではずっと受け継がれています。

生徒にとっても自己を見つめる機会となることを願います。

 

 

散華道場、場を浄めます。
散華道場、場を浄めます。

代表の生徒が焼香、献花をしました。
代表の生徒が焼香、献花をしました。

 

大木惇夫作『釈尊詩傳』の朗読
大木惇夫作『釈尊詩傳』の朗読

合唱部の皆さんの美しい声が響きました。
合唱部の皆さんの美しい声が響きました。

2025年1月24日(金)8:50から駒沢学園記念講堂にて、道元禅師のご生誕と、駒沢学園の創立をお祝いする「誕生記念日」の式典を開催します。道元禅師や学園の歴史にふれる式典です。詳しくはポスターをご覧ください。

駒沢学園総合教育センター

誕生記念日ポスター
画像クリックでPDFを表示

 中学2年生の宗教の授業で、「人間とは何か、心とは何か」について考えました。

各自の考えを深める題材として、孟子の「性善説」、荀子の「性悪説」、大乗仏教の重要な教えである「一切衆生悉有仏性」(生きとし生けるもの全ては、仏陀になる可能性に満ちている)を学び、自分の考えを論述し、グループでシェアしました。

以下、生徒の感想を紹介します。

  • 人間とは他の動物と違って、感情と自我を持っている生き物。(Mさん)
  • 生活をしていろんな感情を学んだら、性善か性悪変わる。(Sさん)
  • 私は人間とは高い起動力と知恵を持って生まれた生物であり、
    常に感情で動いている存在。(Aさん)
  • 人と人の間にある環境、その一人一人。(Yさん)
  • 人間とは可能性がとにかくたくさんある生き物。
    心とはその可能性を作る源となるもの。(Eさん)
  • 心とは、流動的でその時その場面でコロコロ変わってしまうもの。(Mさん)
  • 心とは、思うことが心に痛むこと。(Aさん)
  • 心は感情や、思いなどいろんなことを経験して感情が増えてくのだと思った。
    心には嘘をついてはいけないもの。自分の本心。(Sさん)
  • 精神的な作用、意志や思いやりなどが作られている。(Mさん)
  • 心は自分の理性を保つものであると同時に自分の本性を表すもの。(Sさん)

 

授業風景①
授業風景①

授業風景②
授業風景②

中学生ならではの、瑞々しい豊かな感性を多様な言葉で表現してくれました。

『大乗起信論』という仏教の本に、
人間には
染心(汚染された心)と、自性清浄心(清らかな心)
の二つがあると書かれています。

これを踏まえて授業の最後に、仏教の人間観について

「もともとすばらしい存在であることを自覚し、自性清浄心(清らかな心)という種に毎日欠かさず水をあげて、それぞれが持っている唯一無二の美しい花を咲かせて欲しい。
悩みや苦しみ、失敗が人間の根を深くし、栄養となって我々は成長するよ。」

とお話をし、一人ひとりに投げかけました。

駒沢学園の黄昏時の風景①(美しいと思うこころを大切に)
駒沢学園の黄昏時の風景①
(美しいと思うこころを大切に)

駒沢学園の黄昏時の風景②(望郷の念、時を忘れる瞬間)
駒沢学園の黄昏時の風景②
(望郷の念、時を忘れる瞬間)

泥中の蓮(蓮は泥の中から美しい花を咲かせます。人間と同じ……)
泥中の蓮
(蓮は泥の中から美しい花を咲かせます。人間と同じ……)

11月22日(金)、立正大学付属中学高等学校で開催された、第41回仏教主義弁論大会に参加しました。本校からは中学3年生と高1年生の代表生徒2名が弁士として登壇しました。今回の大会では、25名の弁士がそれぞれの主張を熱く語り合いました。
10代という多感な時期。傷ついたり、失敗したり、悩んだりした、その経験を次のステージに進む糧として成長し続ける生徒たちの姿に勇気をもらいました。41年もの長い間、このような貴重な会を開催してくださっている主催者の先生方や会場校の先生、生徒の皆さんに御礼申し上げます。来年はどんな素敵な弁論が聞けるのか、今から楽しみです。

出場生徒の感想

  • Dさん 「行ってよかった! みんな友人関係や家族関係、SDGsなどの色んな弁論があって『その考えがあったか』と学びにもなったし、貴重な体験ができました!」
  • Sさん 「さまざまな論題があり、普段はあまり考えないようなことも、自分なりに弁士の声を聞いて考えることができました。とても良い機会になったと思います。いい体験をありがとうございました。」

会場
会場

中学生代表
中学生代表

高校生代表
高校生代表

弁論大会会場にて記念写真
弁論大会会場にて記念写真

令和7年度入試 生徒募集要項

 

令和7(2025)年度 生徒募集要項

【入試出願前の個別相談について】

障害等があり、受験上の配慮や入学後の修学上の配慮等を必要とする場合、本校では希望する対応が難しいこともあり得ますので、出願を考えている場合には、必ず事前にご相談ください。

プレゼンテーション型入試

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令和7年度(2025年度)生徒募集要項

 

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