12月23日(月)に高校2年生対象の進路ガイダンスが実施されました。

記念講堂で行われた全体会では、進路が決まった高校3年生の代表生徒による「受験体験報告」や併設の「駒沢女子大学・駒沢女子短期大学」からの説明がありました。また「高校生のための自己PR講座」では、講師の先生から今後の入試に必要な「自己PR文の書き方」などに対して具体的なアドバイスを受けました。

その後、小ホールで行われた分科会では自分が選択した各大学・短期大学・専門学校のブースを3部制で回り、それぞれの学校の担当者から対面形式で詳しい説明を聞くことができました。

 

高校3年生の大学合格者の生徒から進路に向けたポイントを教えてくれました!
高校3年生の大学合格者の生徒から
進路に向けたポイントを教えてくれました!

各大学・短期大学・専門学校の個別相談会の様子
各大学・短期大学・専門学校の個別相談会の様子

12月14日(土)に英語スピーチコンテストに出場しました。本校からは1年生3名、2年生4名、3年生2名の計9名が参加しました。夏休みから原稿づくりを始めて、発音や抑揚、表情やジェスチャーなどさまざまなことを3か月以上かけて準備をしてきました。
最初は覚えることで精一杯でしたが、慣れてくるにつれて自然と視線が上がり、暗唱ではなくスピーチになっていきました。
本番のスピーチでは非常にレベルの高い発表者ばかりで緊張しているようでしたが、皆さんベストを尽くしてくれました。自分が発表するだけでなく、上手な発表を聞いて多くを学んだようです。
この経験を糧に今後の英語の学習や発表活動にも活かしていってくれたらと思います。

 

発表者①
発表者①

発表者②
発表者②

 

発表者③
発表者③

スピーチ発表お疲れ様でした。
スピーチ発表お疲れ様でした。

健康栄養学科では、女性アスリートへの栄養サポートについて学び、実践していくプロジェクトを実施しております。

駒沢学園女子高等学校野球部の皆さまに、定期的に身体測定会を実施しております。成長期にある高校生は、体組成の変化が大きいため、定期的に測定することで、ご自身のコンディション管理に役立てていただくことを目指しております。今回は、測定会の結果の返却と食育講座を行いました。

今回、講座の前に提供した軽食は、 炊き込みご飯2種類です。選手の皆さまには大変好評で、お代わりをしてくださる選手が多くいらっしゃいました。食育講座では、体組成測定結果について、体重の変化のみならず、筋肉指数(Lean Body Mass Index :LBMI)の増加に注目することの大切さ、コンディション管理(月経との付き合い方、エネルギー不足が問題になること)についてお話しいたしました。

* LBMI:筋肉指数(Lean Body Mass Index)、除脂肪体重LBM(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)で求める

これからも、部活動を頑張る中高生アスリートを食育活動で応援してまいります!
ご参加いただいた選手の皆さま、顧問の先生方に感謝申し上げます。

 

炊き込みご飯は大変好評でした
炊き込みご飯は大変好評でした

選手の皆さまと直接お話をさせていただきました
選手の皆さまと直接お話をさせていただきました

 

コンディション管理についてお話しいたしました
コンディション管理についてお話しいたしました

今年もいろいろなことがありましたね。
素敵な出会いがあり、嬉しかったこともあり、全てに感謝をして終わりたいと思います。
思い返せば、数々の失敗もありましたが、失敗は恥ずかしいことではなく、全てが自分の糧になることです。(と自分に言い聞かせています。)

Merry Christmas & Happy New Year!
みなさまに幸せがますます訪れますように。良いお年をお迎えください。

12月24日(火)の終業式の後に、JAFの方をお招きし、自転車安全講習会を実施しました。
2024年11月1日から道路交通法の改正により、自転車運転中の「ながらスマホ」に対する罰則が強化されることを学びました。
講師の杉本さんの「ながらスマホ、イヤホンをしたままの自転車運転は重い罪になりますよ。」というお話に、生徒は目を白黒させて聞いていました。
法改正もあったため、このような講習会の重要性を今回、再認識する好機会となりました。

 

講習会の様子
講習会の様子

危険なポイントを生徒が考えて答えています
危険なポイントを生徒が考えて答えています

2024年も終わりですね。せっかく年末のこまつぶ当番なので年末の話をします。
年末になると日本ではいろいろな演奏会でベートーヴェンの交響曲第9番、いわゆる「第九」が演奏されます(これは戦後に始まったとされる日本独自の慣習だそうで世界中が年末に第九を演奏しているわけではないそうです)。第九には有名な「歓喜の主題(よろこびの歌)」があるのでみなさんも1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
この主題が登場するのは最終楽章である第4楽章の途中から。ベートーヴェンは自身が作った第1楽章から第3楽章までを第4楽章の冒頭で否定し、「このような音ではなく、もっと喜びに満ち溢れた歌を歌おうではないか!」と訴えます。そして70分を超える交響曲のラスト20分頃でようやく「歓喜の主題」が歌われます。たった5つの音から始まるシンプルな旋律は「世界平和」や「人類愛」を歌った讃歌として作曲された200年が経った現在でも世界中で演奏されています。
この曲は歴史的な節目で演奏されることも多く、レコードの時代から数多くの名盤と呼ばれる録音が残されていますが、中でも感動的な演奏の1つにベルリンの壁が崩壊したことを祝うコンサートでの演奏会があります。
東西冷戦の象徴とされていたベルリンの壁が崩壊したのは1989年。この年の12月24日に世界的指揮者のレナード・バーンスタインはこのベルリンの地で西ドイツ、東ドイツ、アメリカ、イギリス、フランス、ソ連と6つの国から優秀な演奏家を集めて第九の演奏をしました。更にバーンスタインは歌詞にある「Freude(歓喜)」を「Freiheit(自由)」という歌詞に変更して歌うことにしたのです。肺がんに冒され最後の力を振り絞るように指揮をするバーンスタイン。そしてかつて敵対していたさまざまな国の人々が1つの舞台に集い、奏でるこのコンサートは歴史的な名演として人々の記憶に残ることとなります。
この演奏を聴くと「音楽は人と人をつなげる」という意味が分かるような気がします。人はお互いを憎み合ったりすることもありますが、音楽を奏でるということは人を信じるということなのです。

今年の年末はぜひ、第九を全身で浴びてみてください。

 

West Side Storyの作曲者でもあるバーンスタイン。世界中の人々から愛された人でした。
West Side Storyの作曲者でもあるバーンスタイン。
世界中の人々から愛された人でした。

ベートーヴェンの自筆譜 歓喜の主題は静かに始まります。
ベートーヴェンの自筆譜 歓喜の主題は静かに始まります。

 

この交響曲の最も美しい瞬間です。
この交響曲の最も美しい瞬間です。

芸術科 平田

 

11月15日(金)、「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」の活動で、中学生は舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を鑑賞しました。2幕で3時間を超える舞台でしたが、どきどきするストーリーとすばやい展開、迫力の演技や音楽で、生徒も先生も夢中になって鑑賞しました。事後アンケートには「一瞬で衣装が変わってびっくりした」「変身したり、空中で戦ったり、どのような仕掛けがあるのか全くわからなかった」「プロジェクションマッピングがすごかった」「魔法がたくさんあって面白かった」「音が大きくて驚いた」などの声が多数ありました。

 

12月7日(土)東京都看護協会より助産師の先生を招き、性にかかわる意思決定や行動選択、性的同意などの「自分の行動に責任を持つ重要性」、デートDVについて、性に関する相談場所についての「パートナーとの良好な関係の築き方」の授業をしていただきました。
性に関する知識や考え方を深める機会を持つことは、生徒たちにとって大変貴重な時間となりました。また、デートDVについての動画を見せていただき、具体的にどんなことがデートDVにあたるのか、またその予防策を学ぶことで、生徒たちは自分や他者の心と体を大切にする意識を高めることができました。

生徒の感想

からだや心を理解し、相手の立場を尊重してかかわっていくために、あなたがこれからできること、大事にしていきたいこと、必要だと思うことを自由に書きましょう。

  • 相手を尊重するのも大事だけれど、自分のことも大切にしてあげて、お互いに同じ目線で接するのが大事だと思いました。
  • 相手の気持ちや意見を尊重し、思いやりを持って接することを大切にしたいです。性的暴力やデートDVの問題を正しく理解し、自分の行動が相手にどう影響するかを意識します。困っている人がいたら、一人で抱え込ませず、専門機関につなげるサポートを心がけたいです。尊重と思いやりを育み、安全で安心できる関係を築いていきます。

自分が望む意思決定や行動選択をしていくために、あなたがこれからできること、大事にしていきたいこと、必要だと思ったことを自由に書きましょう。

  • 相手と話し合うことや、自分の意見をはっきりいうことが1番大切だと思った。もし何かあった時にはすぐに相談をすることも大切だと思った。この学習は将来ずっと必要な知識だと思うからしっかり覚えておきたいと感じました。
  • 相手に嫌われるのが怖いとか自分が嫌な思いをしてでも好かれるようにするのは自分が望む意思決定ではないので自分の意思を強く持つことが必要なことだと思いました。

冬休みを迎えるこの時期にこうしたテーマを学ぶことで、生徒たちは日々の生活の中でより良い行動選択をするための大切な指針を得たと思います。貴重なお話をしてくださった助産師の先生に心より感謝申し上げます。

 

コ・メディカル入門の授業にて、ピンクリボンアドバイザーであり、乳がん経験者である青木由貴子さんをお招きしました。

青木さんより、がんと診断された時の自身の思いや、がんを打ち明けた際の家族の反応、治療中につらかったこと、友人や職場の方、医療職といった周囲の方からのかかわりで嬉しかったことなど、ご自身の体験をもとに貴重なお話をいただきました。

 

経験者としての思いをお聞きできました
経験者としての思いをお聞きできました

また、自分の健康を守っていくためには、検診を受けることや、科学的根拠のある正しい知識を身に付けることが大切であることもお話いただきました。

 

もし、身近な人が知らされたら……あなたはどうする?
もし、身近な人が知らされたら……
あなたはどうする?

その後、青木さんの助言をもとに乳房の模型を触って、自分でできる触視診のポイントを学び、今後自分の健康を守るために実践できそうなことや、家族や友達などの周囲の人ががんなどの病気になったときに、どのようなサポートができるかをそれぞれ考えました。

 

生徒代表として! ジュニアピンクリボンアドバイザー認定証をいただきました
生徒代表として!
ジュニアピンクリボンアドバイザー認定証をいただきました

がんは誰にでもなる可能性があります。
だからこそ、まずは自分の健康は自分で守り、そして社会でお互いに支えあっていけるように、それぞれができることをしていこうと、改めて決意した時間となりました。

~生徒の感想~

  • 講演を聴いて、がんは誰でもなる可能性がある病であること、がんになっても誰のせいでもないこと、検診にいき、早期発見をすれば治る可能性が高いということを再確認でき、不安が和らいだ。
  • 健康は一人だけの問題ではなく、家族や友人、周りの人たちとも支えあうことが大切だと感じた。自分だけが気をつけるのではなく、周りの人と一緒に健康に取り組むことで、互いを励ましあい、生活をより良いものにできると思った。具体的には、父や母や兄が、日々、忙しいタイムスケジュールで生活を送っているので、自分が家族に向けて、積極的に声をかけようと思う。
  • がん検診の大切さを学び、早期発見のためにがん検診に行こうと思った。また、まずは家族と今日の講演のことやがん検診の重要性について話をしようと思う。

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