中学入試シミュレーションでは時間は短縮ではありましたが、入試本番のように体験していただきました。
入試シミュレーション後には解説授業、ご希望の方には校内見学や、個別相談をさせていただきました。
また、生徒広報部の生徒も受験生をお迎えし、合格祈願としてメッセージカイロをプレゼントしました!
この度は多くの方にご参加いただきありがとうございました。

次回は1月18日(土)中学入試直前説明会です。入試に向けての説明になりますのでぜひご参加ください。
詳しい内容、ご予約はこちら

 

生徒広報部が受付にてお迎えします
生徒広報部が受付にてお迎えします

在校生からメッセージカイロをプレゼント!
在校生からメッセージカイロをプレゼント!

 

解説授業の様子①
解説授業の様子①

解説授業の様子②
解説授業の様子②

1学期は教員側が用意した実験を行い、それをどのように工夫したら子どもが喜ぶか、どのようにしたら安全に実施できるかを考えてきました。2学期は各グループで実験を計画し、実際に実験をやってもらいました。必要なものも、全て自分たちで用意してもらいました。
実験を行うグループは白衣を着用して先生役、それ以外の生徒は子ども役です。先生役は、実験操作の説明、指示、机間巡視を行います。子ども役は指示に従って実験を行い、改善点や面白くする工夫などを考えます。
生徒が考えた実験は、「3次元キャンディー」や「バスボム作り」、「水面に花を咲かそう」など実にさまざまです。生徒たちはこの授業を通して、教えることの難しさ、時間配分の大切さなどを体験できたようです。

 

先生役は白衣を着て、実験の説明・指示・机間巡視を行います
先生役は白衣を着て、実験の説明・指示・机間巡視を行います

先生役以外の生徒は、子ども役として実際に実験をやってみます
先生役以外の生徒は、子ども役として実際に実験をやってみます

 

3次元キャンディーを作成中。この後、水風船をつまようじで割って完成!
3次元キャンディーを作成中。
この後、水風船をつまようじで割って完成!

バスボムを作成中。生徒がうまくできないので、先生がお手本を見せています
バスボムを作成中。
生徒がうまくできないので、先生がお手本を見せています

お釈迦様のお悟りを記念する成道会が行われました。
詩の朗読や、成道会の歌、焼香なども生徒が行い、一緒にお祝いしました。

 

仏さまに蜜湯、お菓子、お茶をお供えし、供養します。
仏さまに蜜湯、お菓子、お茶をお供えし、供養します。

ご導師のお話し
ご導師のお話し

ここで、ご導師のお話を紹介します。

「形から整えることが本学の伝統で、授業の最初と終わりに挨拶、美しい礼をするということが、ずっと繋がってきた。これを機に自己を顧み、伝統を大切にしましょう。」

「お釈迦様のお悟りは、病気があるから健康が尊い、死があるから生きているということが尊い、ということだった」というお話でした。

お釈迦様は、シャカ族の王子として生まれ、生老病死に苦しむ人生から逃れる道の探究に励み、修行されました。
徹底的に「苦しみ」と向き合い、受け入れることで永遠の「安楽」を見出されたのでした。

生と死、苦しみと楽しみ、幸福と不幸、光と闇……片方を徹底的に見つめることで、反対側の存在に触れ、苦しみは自らが生み出した幻想にすぎない、と気づきます。
そのような教えが仏教ではずっと受け継がれています。

生徒にとっても自己を見つめる機会となることを願います。

 

 

散華道場、場を浄めます。
散華道場、場を浄めます。

代表の生徒が焼香、献花をしました。
代表の生徒が焼香、献花をしました。

 

大木惇夫作『釈尊詩傳』の朗読
大木惇夫作『釈尊詩傳』の朗読

合唱部の皆さんの美しい声が響きました。
合唱部の皆さんの美しい声が響きました。

2025年1月24日(金)8:50から駒沢学園記念講堂にて、道元禅師のご生誕と、駒沢学園の創立をお祝いする「誕生記念日」の式典を開催します。道元禅師や学園の歴史にふれる式典です。詳しくはポスターをご覧ください。

駒沢学園総合教育センター

誕生記念日ポスター
画像クリックでPDFを表示

 中学2年生の宗教の授業で、「人間とは何か、心とは何か」について考えました。

各自の考えを深める題材として、孟子の「性善説」、荀子の「性悪説」、大乗仏教の重要な教えである「一切衆生悉有仏性」(生きとし生けるもの全ては、仏陀になる可能性に満ちている)を学び、自分の考えを論述し、グループでシェアしました。

以下、生徒の感想を紹介します。

  • 人間とは他の動物と違って、感情と自我を持っている生き物。(Mさん)
  • 生活をしていろんな感情を学んだら、性善か性悪変わる。(Sさん)
  • 私は人間とは高い起動力と知恵を持って生まれた生物であり、
    常に感情で動いている存在。(Aさん)
  • 人と人の間にある環境、その一人一人。(Yさん)
  • 人間とは可能性がとにかくたくさんある生き物。
    心とはその可能性を作る源となるもの。(Eさん)
  • 心とは、流動的でその時その場面でコロコロ変わってしまうもの。(Mさん)
  • 心とは、思うことが心に痛むこと。(Aさん)
  • 心は感情や、思いなどいろんなことを経験して感情が増えてくのだと思った。
    心には嘘をついてはいけないもの。自分の本心。(Sさん)
  • 精神的な作用、意志や思いやりなどが作られている。(Mさん)
  • 心は自分の理性を保つものであると同時に自分の本性を表すもの。(Sさん)

 

授業風景①
授業風景①

授業風景②
授業風景②

中学生ならではの、瑞々しい豊かな感性を多様な言葉で表現してくれました。

『大乗起信論』という仏教の本に、
人間には
染心(汚染された心)と、自性清浄心(清らかな心)
の二つがあると書かれています。

これを踏まえて授業の最後に、仏教の人間観について

「もともとすばらしい存在であることを自覚し、自性清浄心(清らかな心)という種に毎日欠かさず水をあげて、それぞれが持っている唯一無二の美しい花を咲かせて欲しい。
悩みや苦しみ、失敗が人間の根を深くし、栄養となって我々は成長するよ。」

とお話をし、一人ひとりに投げかけました。

駒沢学園の黄昏時の風景①(美しいと思うこころを大切に)
駒沢学園の黄昏時の風景①
(美しいと思うこころを大切に)

駒沢学園の黄昏時の風景②(望郷の念、時を忘れる瞬間)
駒沢学園の黄昏時の風景②
(望郷の念、時を忘れる瞬間)

泥中の蓮(蓮は泥の中から美しい花を咲かせます。人間と同じ……)
泥中の蓮
(蓮は泥の中から美しい花を咲かせます。人間と同じ……)

11月22日(金)、立正大学付属中学高等学校で開催された、第41回仏教主義弁論大会に参加しました。本校からは中学3年生と高1年生の代表生徒2名が弁士として登壇しました。今回の大会では、25名の弁士がそれぞれの主張を熱く語り合いました。
10代という多感な時期。傷ついたり、失敗したり、悩んだりした、その経験を次のステージに進む糧として成長し続ける生徒たちの姿に勇気をもらいました。41年もの長い間、このような貴重な会を開催してくださっている主催者の先生方や会場校の先生、生徒の皆さんに御礼申し上げます。来年はどんな素敵な弁論が聞けるのか、今から楽しみです。

出場生徒の感想

  • Dさん 「行ってよかった! みんな友人関係や家族関係、SDGsなどの色んな弁論があって『その考えがあったか』と学びにもなったし、貴重な体験ができました!」
  • Sさん 「さまざまな論題があり、普段はあまり考えないようなことも、自分なりに弁士の声を聞いて考えることができました。とても良い機会になったと思います。いい体験をありがとうございました。」

会場
会場

中学生代表
中学生代表

高校生代表
高校生代表

弁論大会会場にて記念写真
弁論大会会場にて記念写真

令和7年度入試 生徒募集要項

 

令和7(2025)年度 生徒募集要項

【入試出願前の個別相談について】

障害等があり、受験上の配慮や入学後の修学上の配慮等を必要とする場合、本校では希望する対応が難しいこともあり得ますので、出願を考えている場合には、必ず事前にご相談ください。

プレゼンテーション型入試

自己アピールシートをレターパックにて、1月27日(月)必着で郵送してください。

自己アピールシートのダウンロードはこちら

令和7年度(2025年度)生徒募集要項

 

12月から摂心会(早朝坐禅会)が始まります。
朝、いつもより少し早く起きるのは、眠気と寒さで辛いのですが、それでも毎年この機会を与えていただいていることに、感謝をしています。
朝の静けさの中で自然と一体化して座る坐禅は、気持ちがすっきりとします。参加して良かったな、と心から感じることができます。
私たちは慌ただしい日々の生活の中で、ストレスを感じながら生きています。でも、この坐禅をしている瞬間は、思い煩うことをせず無心になり、本来の自分に戻れているのかもしれません。

先日、ホームルームクラスで2月に行われる合唱祭で歌う1曲を決めた。合唱祭実行委員さんの呼びかけで一つに絞るのがもったいないくらいの曲が集まった。電子黒板でそれぞれの曲を流していくうちに、かつて歌ったことのある曲や、合唱祭で他の学年が歌っていて素敵だなと思ったことなどいろいろなことが思い出された。

私は今、声楽のコーチの力をお借りして合唱部の顧問をしている。いろいろな思い出がある中でも、今年の高校3年生のメンバーが2年生だった時、たった2人でクラブ紹介のステージに上がって堂々と歌い上げたことが忘れられない。1人ではなく、一緒に歌うことで生まれる素敵なハーモニーだった。2人のおかげで、その後輩たちが後に続いてくれて、りんどう祭のステージで発表をすることができるようになった。そして、式典のステージでも歌を歌えるチャンスも増えてきた。これからもこんな風に、入部してくれた1年生が、2年生や3年生になっても歌を楽しく歌いつづけて欲しいと思っている。

これからそれぞれのクラスで合唱祭の練習が徐々に始まる。1つの曲が完成するまでにきっとそれぞれのパート練習や、指揮者の人や伴奏者の人たちの人知れぬ苦労と努力の日々が続くと思う。来年、本番のステージに立つ時には、その歌のメロディにのせてそれぞれの思いを届けてほしいと思っている。

 

国語科 天野

コ・メディカル入門の授業では、人と人が支え合う社会になるために、自分には何ができるか、自分がこれから何を大切にしていきたいかを考え実践していくことを大きな目標としていますが、今回は、認知症をテーマに、皆で考えを深めました。

そのために、稲城市認知症コーディネーターの方をお招きし、認知症サポーター養成講座が行われました。

認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、自分のできる範囲で支えになろうとする「応援者」のことです。

超高齢者社会の今、5人に1人はなるといわれている認知症について理解し、支えるために何ができるかを考えることは、未来の自分について考えることでもあります。

~生徒の感想~

  • 認知症を正しく理解し、正しく対応することでお互いが気持ちよく過ごすことができることを学んだ。
    また、しらずしらずに相手を傷つけてしまったということがないように、認知症を正しく理解することの重要性も感じた。認知症を発症しても前向きに暮らしていけるようにしていくために、周りにいる私たちが自然に手を差しのべられるようにする必要がある。
    また、認知症と思われる行動をしている方を見かけた際には、勇気をだして声をかけたいと思うが、もし自分に声かけが難しいと感じたら、親や、近くのお店の方や、交番、駅員さんなど、大人の方に相談をしたい。

 

  • 今まで認知症について、あまり考えることがなかったが、決して他人事ではなく身近に認知症の方は多くいて、自分でもできることがあることに気づくきっかけとなった。講座を受けて、認知症の方とどう接すると良いかをわかったので、もし困った方がいたら、声をかけようと思った。また、自分だけでは解決できなかったら周りの人に助けを求めることも大切だと思った。
    これから、道に迷って困っていそうな人を見つけたら、声をかけていきたい。また、認知症の方が困っている様子ではなくても、毎日挨拶をしたり、少しお話をしたりとコミュニケーションをとることで、認知症の方の、ちょっとした変化に気づくことができると考えた。

 

 

認知症支援コーディネーターの方にご講演いただきました
認知症支援コーディネーターの方にご講演いただきました

講座をうけたふりかえり
講座をうけたふりかえり

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