世界には、18歳未満で結婚を強いられる「児童婚」の犠牲になる少女たちが今も絶えません。
今回、高校1年生のライフデザインの授業では、ドキュメンタリー映画『ソニータ』を鑑賞しました。イランに逃れたアフガン難民の少女が、ラップという武器を手に自らの運命を切り拓いていく姿を通し、生徒たちはジェンダーや人権について深く考えました。

映画『ソニータ』とは?

アフガニスタン出身の少女ソニータ。彼女を待っていたのは、家族を養うための「花嫁代金」として見知らぬ男性に売られるという現実でした。

映画のあらすじ: 施設で保護されながらラッパーを夢見るソニータが、伝統という名の「児童婚」に立ち向かい、自らの声を世界に届けていく軌跡を追ったドキュメンタリー。

授業の様子と生徒の反応

映画を観終えた後の教室は、静かな衝撃に包まれていました。その後の生徒の反応は以下のようなものがありました。

  • 「自分と同じ年齢の女の子が、お金のために売られる現実に言葉を失った。日本に住む自分たちの自由がどれだけ恵まれているか実感した。」

「家族を救うために結婚が必要という背景もあり、単に『親が悪い』と切り捨てられない難しさを感じた。でも、個人の夢を奪う伝統は変えていかなければならないと思う。」

「ソニータがラップで自分の想いを叫んだとき、鳥肌が立った。困難な状況でも、自分の意志を持つことの大切さを学んだ。」

これからの社会のために

児童婚は、貧困、教育の欠如、そして根深いジェンダー不平等が複雑に絡み合った問題です。
今回の授業のゴールは、悲しい現実に同情することではありません。「なぜこのようなことが起きるのか」「ジェンダーによる不平等は私たちの身近にもないか」と問い続けることです。生徒たちがこの授業をきっかけに、世界の問題を「自分たちの課題」として捉え、多様な生き方を尊重できる大人へと成長していくことを願っています。

 


上映中の様子

 

 

1月26日(月)、本校では鎌倉時代の僧侶・道元禅師と駒沢学園の誕生をお祝いする「誕生記念日」の式典を行いました。
ご講話では、曹洞宗で用いられる言葉である 「威儀即仏法(いぎそくぶっぽう) 作法是宗旨(さほうこれしゅうし)」 についてお話しいただきました。
ここでいう「威儀」とは、身なりや所作のことを指します。身だしなみ、姿勢、言葉遣いを整え、日常のあらゆる行いを丁寧に行うこと ―― それこそが仏の教えにしたがって生きることにつながる、という大切な教えを説かれました。
すべての存在は「仏性」(無限の可能性)を備えています。その可能性に基づき、きちんとした生活を送ることで心が静まり、人格が磨かれていきます。
自分の心の奥を照らし、あるべき姿を見つめ、仏性という無限の可能性を発見し、それを磨き続けることの大切さを教えていただきました。

生きとし生けるものは皆「仏性」を持つ存在です。それを自覚し、常によりよく生きようと努める向上心こそが、私たち一人ひとりの“先生”となります。

誕生記念日を迎え、“生きるとは何か”について、ぜひ一人ひとりが深く考える機会にしてほしいと思います。

 


散華道場、場を浄めます。


献茶湯、蜜湯・お菓子・お茶をお供えします。

 


厳かな雰囲気です。


生徒代表の両班がお焼香をいたします。

 


理事長の講話です。

私立学校研究家 本間勇人さんのブログ「ホンマノオト21」に、本校が紹介されました。
ぜひ、ご覧ください。

【NEW】本校の教育内容が「ホンマノオト21」で紹介されました!(2026/1/29)


▼これまでに取り上げていただいた記事一覧

 【第1回女子軟式野球交流大会Komajo Cup (小学生の部)】
青空のもと、4チーム総勢約80名の選手達が熱戦を繰り広げました‼️また小学6年生にとってはKomajo Cupが最後の大会でした。
優勝チーム :レデイーズ立川・八王子スマイリーズ
準優勝チーム:日野ドリームズ
日野ドリームズ
オール調布ベリーズ
オール府中女子
第一試合は、両チームともに守備が固く、堅実に打球をさばく姿が見られました。

第二試合は、延長戦に突入するかと思いきや、最終回に満塁のチャンスに値千金の一打で劇的サヨナラ勝ちという結果でした。

第三試合の決勝戦は、レディース立川の先発投手が圧巻のピッチングを披露し、打線は6番打者のチャンスでのマルチヒットで日野ドリームズを突き放して優勝を決めました。

第四試合は、初回の攻撃で、オール調布ベリーズが一挙6点を奪いますが、オール府中女子の反撃で3点差まで追い上げられる展開になりましたが、踏ん張った末に調布が粘り勝ちを収めました。
実施責任者:上智大学 基盤教育センター 今若 太郎 先生
測定項目 :スイングスピード測定・ジャンプ測定・身体測定
本校野球部員は、大学と連携しながら様々なデータを定期的に計測することで、日ごろから野球のパフォーマンスやトレーニング成果を科学的に評価しています。その測定の一部を、参加チームにも体験していただきました。
全試合において、攻守でレベルの高いプレーが随所に見られ、はつらつとした元気のあるチームの雰囲気が伝わり大会を盛り上げてくれました。
ありがとうございました😊

最後に改めまして、ご協力いただいたゼット株式会社様、株式会社スポーツマリオ様や学校関係者の皆様、そして大会に参加してくださったチームの選手並びに指導者と保護者の方々に感謝申し上げます。
来年も開催したいと思いますので、ぜひ今後もよろしくお願いします🙇‍♀️


本校硬式野球部公式HPはこちらから

3学期の授業が始まりました。3学期は授業数が限られているため、中学1年生は冬休みの課題としても探究活動に取り組んできました。いよいよ次回は発表会を迎えます。

今回の授業では、本番に向けて資料の確認や、用意した原稿を時間内に発表できるかどうかを中心に練習を行いました。教員と一対一で発表の練習をしながら、話すスピードや伝え方についてアドバイスを受け、一人ひとりが内容を見直していきました。

自分の研究テーマに興味を持ってもらうにはどのような話し方がよいのか、資料をどのように使うと伝わりやすいのかなどを考えながら、発表に向けて準備を進めています。

本番では、これまでの探究の成果を生かした発表ができることと思います。どんな発表になるのか、とても楽しみです。

 


まずはペアで練習します


よりよい発表にするには ……

 

「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー(1月27日)」に関連して、ホロコーストについて学び、人間の尊厳や生きる意味について考えました。

駒沢学園は現在、ユネスコスクール加盟校になることを目指しています。チャレンジ期間にあたる今年度は、各教科で「国際デー」を意識した授業が展開される予定です。

高校3年生の仏教の授業では、世界のさまざまな宗教について学び、それぞれの国の文化・国民性など相互理解を深め、特に宗教がらみの紛争問題、争いなど解決の糸口、平和とは何かを考えています。

それに関連し、1月27日の「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」(International Day of Commemoration in Memory of the Victims of the Holocaust)にフォーカスを当てました。

ホロコーストでどのようなことが行われたかを知り、そこから「戦争とは何か」「人間の尊厳とは何か」について考え、レポートにまとめました。

さらに、アウシュビッツなど複数の収容所から生き延びた精神科医ヴィクトール・E・フランクル(Victor E. Frankl, 1905–1997)の言葉から、過酷な境遇の中でも「生きる」とはどういうことかを学びました。

今回の授業を通して歴史的背景、当時の状況、犠牲者の記録、人類史における意味や現代社会への教訓について、自分なりにまとめることで、過去の出来事を知るだけでなく、現代社会の課題と照らし合わせ、自分自身がよりよい世界の実現に向けて何ができるかを考え、行動に移すきっかけにしてほしいです。

 


高校3年生がホロコーストの歴史を通じ、
人間の尊厳について考え、各自のテーマで表現しました①

以下は、生徒のレポートから一部を抜粋したものです。高校生とは思えない深い洞察に満ちた感想をご紹介します。

  • 今回の学習を通して、与えられた状況の中でも希望を持ち、生きる意味を見失わずに生きることの大切さを学んだ。
  • 今後の課題として人種の壁を撤廃することが求められる。人種的な偏見をなくし、すべての人が平等とされる社会作りが今後は必要となってくる。もし同じようなことが繰り返された場合、「人間の尊厳」とはいったいどうなるのか。
  • ホロコーストを通して強く感じたのは差別が少しずつ社会に浸透していく危険性である。最初は小さな偏見や軽い冗談のような言葉であっても、それが繰り返され、やがて制度や法律として固定化されることで、取り返しのつかない結果を生むことが分かった。多くの人がその異常さに気づきながらも、声をあげなかったことが悲劇を拡大させた要因の一つであったと考えられる。
  • 尊厳とは他者から与えられる地位や名誉ではなく、自分の運命に対して「どう応答するか」という内なる誠実さの中に宿るものだということだ。仏教の視点でこの歴史を見れば、ナチスの行為は諸法無我という心理への完全な背信であった。フランクルの言う「人生からの問い」に答えることは、仏教で言う「慈悲の心」の心を持って、自分と他者を等しく尊ぶことに他ならない。現代社会を見渡せば、SNS上での匿名的な攻撃や属性による差別など、かつて「差別」に似た不寛容さがある。しかし、フランクルが教えた通り意味は探すものではなく、自分自身の「正しい行為」によって作り出していくものである。
  • 歴史の制度的な差別構造と現代の情報社会の問題は形が違っても共通点があるため過去の出来事と今の社会につなげて学びを深めたい。
  • 杉原千畝の行動の根底にある「人の痛みがわかり他人に対する思いやりの心を育てる」という精神はいじめや差別といった現代社会の普遍的な問題への対策になるのではないかと思いました。
  • ホロコーストの歴史から学んだことを忘れず、仏教の教えを意識しながら、一人ひとりの存在を大切にできる社会をつくっていくことが、現代を生きる私たちの課題である。このレポートを通して、その責任を自分自身の問題として考えていきたい。
  • 人間の「尊厳」とは、人が人であるだけで存在する価値のようなものだと思う。人は物や道具でなく、命がある「生き物」だ。そのため、倫理を無視した行いなどはあってはならないのである。そのため「尊厳」というのは、誰かにとっての手段や方法ではなく、人であること自体の価値のようなものだと思う。
  • 今後の課題として歴史認識の継承と教育のあり方があると考える。ナチスの過去を「自分たちの歴史」としてどう捉えてもらうか、責任と理解をどのように両立させるかが教育上重要な課題である。ヒトラーだけではなく一般市民も加害に関与したという事実やどのような方法でホロコーストを行ったかなどを理解してもらうために必要な「加害教育」が不足しているという課題も近年は浮き彫りになっている。

 


高校3年生がホロコーストの歴史を通じ、
人間の尊厳について考え、各自のテーマで表現しました②

ジャイアンツ女子チームの上條選手と東選手が来校しました!
1/17(土)本校グラウンドにてジャイアンツ女子チームの上條選手と東選手が来校し、野球指導をしていただきました!

的確な指導で、選手達の目はキラキラしていました!
守備やキャッチボールをする上での大事なポイントをお話しいただき、また打撃フォームについても適宜、指導してくださいました。
ありがとうございました

高校・中学 W入賞!!
今年度もやってまいりました。
東京都弓道連盟主催の地区大会。
いつもの大会とは参加校が少し異なりますが、強豪校も多数参加する大会です。
とはいえ、これまでの戦績を考えると駒沢学園弓道部とは相性のいい大会です。
中学・高校ともに個人優勝経験があります。昨年、団体は3位でした。


・・・どうでもいいですけど、黒い胴着、ちょっと浮・・・目立ちますね!


まずは中学。こちらは完全に個人戦。
結果はいかに・・・
全員入賞でした!
優勝・準優勝・3位・5位です。


…まぁ実は、この件に関して裏話が…


…いや、何でもないです。
とにかく素晴らしい結果です!!
おめでとう!!!


さて、高校の様子はどうでしょうか。
高校は昨年よりも登録チーム数が2倍になりました。
より一層厳しい戦いが予想されます。
1チームが予選突破!
決勝トーナメントです。

一昨年は1回戦敗退。
昨年は準決勝敗退でしたが・・・
予選、決勝トーナメント・・・徐々に勝ち上がっていきました。
気付けば決勝戦。昨年の3位の結果はもう超えた。優勝を持ち帰りたい!!!
(覗き見してますが、不審者ではありません)
この大会のために駆け付けたOGも応援してくれています・・・!
ぐぬぬ・・・。負けました。完敗です。
とはいえ準優勝!
昨年よりも2倍の参加チーム数、ということを考えたら大躍進です。
そのチームの切り込み隊長が個人でも入賞をかけて奮戦しました。
ということで高校の結果
団体:準優勝
個人:1名が5位入賞
上々の結果でした。

目立ってた黒胴着もより一層カッコよく見えるってもんです。
(実際、他校の生徒が羨ましがってました)


年度末、いい結果で終われて良かったですね。
おめでとう!

本校弓道部公式HPはこちらから

高校3年生のKomajo Questでは、株式会社ADSS東京(アディダスブランドのスクールスポーツウェアなどの販売を行っている企業)が提供する、2つのプログラムに取り組みました。1つは普段自分たちが着用している制服を題材とした「ユニフォーム事業体験プログラム」。制服をコーディネートするADSSの一社員として、営業・デザインの考案・プレゼンテーションを行いました。もう1つは、「環境探究プログラム」。アパレル企業の一員となり、衣服がどのように製造され、流通し、廃棄されているのかを学ぶとともに、現状と理想の違いについて考えました。

本校の取り組みが、株式会社ADSS東京のレポート「VOL.10、VOL.11」に掲載されました。
以下のリンクよりご覧ください。

掲載記事はこちら(株式会社ADSS東京公式サイト)

昨年度から、稲城市立図書館に本校の生徒が作成した「本のPOP」を展示していただいています。昨年度の展示が大好評だったため、今年度も企画していただき、2025年11月28日(金)~12月14日(日)の間に稲城市立図書館と稲城市立Iプラザで作品展示を行いました。今年度も力作ぞろいでした。毎年恒例の企画展となり、地域の皆さまとの交流の一助を担うことができれば大変嬉しく思います。

 


POP展示(中央図書館)


POP展示(iプラザ)

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