駒沢学園女子中学高等学校は、2025年7月18日(金)、フェリス女学院大学と高大連携に関する協定を締結しました。

本学はこれまで同大学と教育連携について協議を行ってきました。今回の協定締結を契機として、教育活動における連携・交流をより一層強化することで、生徒および学生の成長や資質向上、教育内容の充実および教育活動の活性化を推進していきます。
具体的には、進路・キャリア選択に関わる出張授業や進学説明会などの依頼、教育活動(教育実習受入等)の受け入れの検討、フェリス女学院大学で実施されるオープンキャンパスや入試説明会などの案内および申し込みを行っていくことになります。
協定の締結に伴い、2025年7月18日(金)にフェリス女学院大学にて締結式を開催いたしました。フェリス女学院大学からは小檜山ルイ学長、上原良子事業推進担当副学長、森下久大学事務部次長、口井智史学長室長が、本校からは土屋登美恵校長、永井俊道教頭、新村香進路指導部長が列席し、協定書を取り交わしました。

 


協定書にサインする土屋校長


調印式後の記念写真

 

今年度が始まってから、あっという間に1学期が過ぎました。
振り返ると、中間試験だ、期末試験だとさまざまなイベントが目まぐるしく訪れ、忙しくも充実した日々を過ごしていたことが懐かしく思い出されます。
生徒たちが登校していたときの校内は、笑顔や元気な声であふれていて、「ちょっとうるさいなぁ」と感じることもありましたが、その活気がない今は、静かな廊下に物足りなさを感じるほどです。
夏休みのこの静寂さを味わう中で、生徒たちの日常の何気ない言動が、自分や周囲の学校の雰囲気にどれほど大きな影響を与えていたかに気付かされます。

夏の暑さが心身ともに負担をかけるような日々ですが、この季節ならではの時間をどう過ごすかによって気分が大きく変わると感じています。
たとえば、1学期中の出来事を振り返りながら、新学期をもっと良いものにする準備をしてみるのもアリかなと思います。でも、せっかくの夏休みですから、まずは全力で楽しんでください。好きなことを思い切りやる時間も大事ですよね。
それと同時に、新学期に向けてちょっとだけ気持ちを整える準備も忘れないでください。何より、健康を第一に考えてしっかり休んで、水分補給もしっかり取るのを意識しましょう。
暑い日はまだ続きそうですが、今のうちに気分転換もしながら、有意義に過ごしていきましょう。新学期、みんなが元気な姿で戻ってきてくれるのを楽しみにしています!

 

生徒がいない静かな廊下
生徒がいない静かな廊下

国語科 M.T.

わくわくコマジョゼミは今年度初めての開催で、
園児さんから小学校6年生対象のイベントでした!

今回、園児さんは「英語で遊ぼう」
小学1~3年生の方は「家庭科のオリジナルチャームを作ろう!」
小学4~6年生の方は「理科のバスボムを作ろう!」、「情報のプログラミング体験」
のワークショップを行いました!

★英語で遊ぼう★
★オリジナルチャーム★
★バスボムを作ろう★
★プログラミング体験★
縁日では、お菓子釣り、わなげ、ボール投げ、ぬりえを楽しんでいただきました!
生徒広報部とボランティア生徒を募り、多くの生徒がお手伝いをしてくれ、
楽しそうにしている、園児さんや小学生をみて、一緒に楽しんでいました!
★縁日 お菓子釣り★
★縁日 ボール投げ★
★BIGなぬりえをみんなで完成させよう★
★スタンプ★
★お手伝い生徒さんお疲れ様でした★

このようなイベントは初めてでしたが、ぜひ来年も開催し
駒女にまた多くの方が遊びに来てくれたら嬉しいです!

本校生徒広報部公式HPはこちらから
https://bukatsunavi.com/page/komajo/student-pr/

7/19(土)オープンキャンパスが行われました!
7/19(土)中高オープンキャンパスが行われました!

オープンキャンパスでは、授業体験やフリータイムで制服試着体験、キャンパスクルーズ、食堂のカフェ体験、生徒による校内案内など行いました。
また、オープニングとクロージングでは、司会の生徒広報部が、会場を盛り上げてくれていました!

各イベントを運営し、受験生の皆さまをお迎えしましたが、いかがでしたでしょうか?
受験生の皆さまがまた行きたい!と思ってくださったら大変嬉しく思います!
★受付担当★
★制服ファッションショー★
★スタンプラリー★
★スタンプラリー★
★キャンパスクルーズ★
★制服ファッションショー★
★スタンプラリー答え合わせ★

~イベント案内~
●高校見学会 10:30~11:30
7/30(水)、7/31(木)8/18(月)、8/19(火)、8/21(木)8/22(金)
詳しい内容・ご予約はこちら↓
https://mirai-compass.net/usr/komajoh/event/evtIndex.jsf

●高校学校説明会 13:30~15:30
9/6(土)

■中学見学会 10:30~11:30
8/18(月)、8/19(火)、8/21(木)8/22(金)
詳しい内容・ご予約はこちら↓
https://www.komajo.ac.jp/jsh/schedule_jsh/schedule_jsh_250818-0822.html

■中学学校説明会・授業体験会(英語・社会) 13:30~15:30
9/6(土)

NEW!!
中高 アフタースクールフェスタ
9/20(土)13:30~16:00

ご予約は1か月前から行っております。

ぜひ、学校でお待ちしております!

本校生徒広報部HPはこちらから
https://bukatsunavi.com/page/komajo/student-pr/

夏休みに入り、合唱部はオープンキャンパスの他、稲城市内の施設でサマーコンサートを行い、7月22日(火)には稲城市内にある「いなぎ正吉苑」、24日(木)には「ひらお保育園」を訪問しました。
これまではオープンキャンパスやりんどう祭、仏教行事の式典で歌うことが活動の中心でしたが、今年は高校3年生の「外部コンサートに挑戦してみたい!」という発案がきっかけで、このサマーコンサートが実現しました。企画の段階で部員たちが知恵を出し合い、併設校の大学図書館の楽譜の資料も参考にしながら、どんな曲がいいか、どうしたらよりよく交流できるかなど直前まで考えて、回を重ねるごとに工夫していきました。
参加したメンバーからは「自分たちの演奏を聴いて感動して泣いてくれる人やアンコールをもらえて嬉しかった。」「歌を一緒に歌ってくれて、一緒にこのステージを楽しめていると感じてとても嬉しかった。」「小さな子どもたちの前で歌う経験は初めてだったので、不安でしたが、子どもたちの笑顔や元気いっぱいに手を振ってくれたおかげで緊張がとけました。」などの感想が集まりました。ピアノの伴奏や合唱で参加してくれた賛助メンバーの皆さん、ご協力ありがとうございました。

 

サマーコンサート最終日・ひらお保育園前での記念撮影
サマーコンサート最終日・ひらお保育園前での記念撮影

7月22日(月)、中学生全員でTOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG)立川にて、英語研修を実施しました。TGGは、海外を模した環境で、実際に英語を「使ってみる」ことに重きを置いた体験型英語施設です。生徒たちは学年ごとに異なるシーンやアクティビティに挑戦し、実践的な英語コミュニケーション力を養いました。

中学1年生:「ショッピング」+「プログラミング」体験!

1年生は、アパレルショップやファーマーズマーケットなどを模したショッピングシーンで、色・サイズ・数量などの希望を英語で伝えながら買い物体験を行いました。

 

ショッピング①
ショッピング①

ショッピング②
ショッピング②

午後はプログラミングを体験。ロボットを動かすためのコードをグループで考え、指示の順序や距離・角度を調整しながら試行錯誤する姿が印象的でした。

 

プログラミング①
プログラミング①

プログラミング②
プログラミング②

中学2年生:「エアポート」+「スピーチテクニック」を実践!

2年生は、アクティブセッションでは、「スピーチのテクニックを身につけよう」に挑戦。相手に伝わる話し方を考え、アイコンタクトやジェスチャーを意識しながら、効果的にアピールする方法を体験的に学びました。立場や感情の伝え方を意識しながら、話す力の土台を築く機会となりました。

 

スピーチ①
スピーチ①

スピーチ②
スピーチ②

午後は飛行機内やレストラン、スーベニアショップを再現したエアポートゾーンに挑戦しました。機内でのやりとり、料理のオーダー、具材の変更や要望の伝え方など、海外旅行で直面するリアルな状況を想定した実践的な英会話に取り組みました。

 

エアポート①
エアポート①

エアポート②
エアポート②

中学3年生:「ホテル」+「演劇」で表現力を磨く!

3年生は、ホテルや病院、グローサリーストアなどで英語を使うホテルゾーンを体験。部屋の条件を指定したり、体調不良の症状を伝えたり、食料品や日用品を選んで購入するやりとりを通して、実生活に即したやりとりに挑みました。

 

ホテル①
ホテル①

ホテル②
ホテル②

午後のアクティブセッションでは、「演劇をしよう」をテーマに、発声やマイム、即興劇などを体験。与えられたテーマに対して、どんなセリフがふさわしいかを考え、感情を込めて伝える力を養いました。「自分だったらどう言うか」を考えながら、自然な表現で相手に伝えるスキルを磨く姿が印象的でした。

 

演劇①
演劇①

演劇②
演劇②

教科書では学べない、生きた英語のやりとりに、生徒たちははじめ緊張しながらも徐々に自信をつけていきました。「伝えたい」という気持ちがあれば、英語は思った以上に通じるという体験が、これからの学びへの大きな原動力になるはずです。

中学3年の海外研修や今後の異文化交流に向けて、一人ひとりが英語を使って伝える力の第一歩を踏み出すことができた1日となりました。

りんどう祭では各チームで作成したゲームを発表する予定です。現在、中学2年生1チーム、中学3年生の計3チームがそれぞれ協力して、ゲームを企画しています。これまでの授業で積み重ねてきたプログラミングの知識と、生徒の皆さんがこれまで親しんできたゲームをはじめとするさまざまなゲームの知識をフルに活用して、チームの色を出していきます! りんどう祭に向けてどのようなゲームを作成してくれるのでしょうか。今から期待が高まるばかりです。

 

りんどう祭に向けて動き出しました!
りんどう祭に向けて動き出しました!

どのようなゲームを作るか企画中!
どのようなゲームを作るか企画中!

今年は戦後80年の年です。

皆さんの家族には、もはや戦争体験者がいないかもしれませんが、私の祖父母は第二次世界大戦のころは20代前半でしたので、私が小さい頃は祖父母から戦争中の話を時々聞きました。

祖母からは、憲兵からお米を取られそうになった話、食べるものがなく蒸かしたサツマイモを家族で分け合った話、親戚や近所の人が出兵の際に道路で見送った話などを聞きました。昔に聞いた話ですが、今でもよく覚えています。

一方で祖父は戦争の話をあまりしませんでした。零戦のパイロットをしていましたが、宙返りをする時にかかるGが凄いこと、空母に着陸するのが難しかったことなど、訓練の話をたまにするだけで、それ以外の話は何も聞いたことがありませんでした。きっと辛い経験だったので、あまり語りたくはなかったのでしょう。数年前に兵学校の会報に書かれていた内容を読み、初めて壮絶な経験をしてきたことがわかりました。

皆さんは、家族と戦争の話をしたことはありますか。
もしかしたら皆さんのおじいちゃん、おばあちゃんは何か知っていることがあるかもしれません。ぜひ夏休み中に家族で話をして平和について考えるきっかけにしてもらえたらと思います。

英語科 R.M.

7月9日(水)に高1・2年の英語クラスでフィリピンのAssumption College San Lorenzo高校の生徒さんと本校で交流をしました。

本校代表生徒による英語スピーチの後、グループごとにお互いの自己紹介や興味を持っていることを英語で話しました。最初はお互い緊張していましたが、スパゲッティ・タワー・チャレンジのアクティビティの後は、お互い笑顔で楽しそうに交流していました。ランチタイムでは、日本のアニメやフィリピンの学校のことなどで話が盛り上がりました。昼食後は、SWOT Analysisを通して、自己の強みや弱みを分析し、将来へのビジョンについて、お互いの考えを英語で共有しました。

今回の交流を通して、お互いの国や文化を知ることができました。

以下は英語クラス生徒の感想です。

  • 交流会を通して、私たちは恵まれていると感じました。お昼休み校内を案内してあげると、フィリピンの生徒たちが「こんなに体育館、広いの!」「こんなにたくさんの部活動があるの!」などたくさんの驚きのリアクションをしているのを見て、自分のいる環境に改めて感謝の気持ちが生まれました。
  • フィリピンの生徒たちとコミュニケーションは取れましたが、私の英語力がもっとあれば、より細かいことまで話せたと思うので、英語力を上げていくことが今後の課題だと思いました。これからも海外の方と関わる機会を自分で見つけ、参加していきたいです。

SWOT Analysis(自己分析)に取り組む生徒たち
SWOT Analysis(自己分析)に取り組む生徒たち

本校では、7月2日(水)に高校3年生を対象とした「認知症サポーター養成講座」を実施しました。
稲城市認知症支援コーディネーターである平野さちさんと田島美穂さんをお招きし、ご講演をいただきました。

この講座では、認知症についての基本的な知識や、認知症の方への接し方、サポーターとしての心構えなどについて分かりやすくお話しいただきました。
また、動画を通して、認知症になった方のお話を聴いて、認知症になった方の気持ちを知ることで、より理解が深まりました。

生徒の感想の一部をご紹介します。

  • 講座をうけて、認知症に対するイメージが変わった。今までは認知症になってしまったら介護をされる生活で大変な日々を送ると思っていた。しかし、講座を受けてからは、認知症になったとしても、自分次第で楽しく過ごせることがわかり、嬉しくなった。
  • 動画にでていた認知症の方たちは「認知症」という壁があるにもかかわらず、自分でもできることを探して行動しており、すごいなと思った。それなら私も、日々を今以上に頑張ってみようという気持ちになって、とても勇気をもらった。そのため、夏休みにボランティアを行おうと思う。
  • この講座を受ける前までは、認知症は人の名前を忘れてしまったり、自分のことができなくなってしまったりする怖い病気だと思っていた。しかし、この講座を聴いて、認知症と診断されても自分のできることをしながら生活している方がたくさんいることを知ることができた。今は私の周りに認知症の方はいないが、もし周りの人が認知症になったときには、その方の気持ちに寄り添って関わりたいと考えた。

講座を通して、生徒たちは認知症に対する理解を深めるとともに、「誰もが暮らしやすい地域社会をつくるために、自分にできることは何か」を考える貴重な機会となりました。

 

講演前 認知症ってどんなイメージ?
講演前 認知症ってどんなイメージ?

認知症への理解を深める
認知症への理解を深める

 

講演を受けた後の感想インタビュー
講演を受けた後の感想インタビュー

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