今月の初旬、セシオン杉並において本校の吹奏楽部による第1回定期演奏会が行われました。
昭和58年の創部以来、念願の第1回定期演奏会を実施する運びとなりましたが、当初は昨年のこの時期に計画されておりました。ところが、いざ本番というところで、東日本大震災が勃発し、演奏会を見送る決断をいたしました。今回は、満を持しての開催でした。本校在校生の保護者のみなさま、さらにはこれから入学される新1年生やその保護者の方々、近隣の方々にご来場いただき、 すばらしいひと時が共有できたのではないかと思います。600人が収容できるセシオン杉並の大ホールもほぼ満席で、応援に来てくれた佼成学園女子吹奏楽部 のみなさんが後方の席を空けてくれる場面もありました。
本当に多くの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。演奏する吹奏楽部の部員たちの表情にもうれしさが溢れていました。
昨年度の本校吹奏楽部の活動は、「東京都高等学校吹奏楽コンクール」BⅡ部門で金賞、「東京都高等学校アンサンブルコンサート」の2部門でも金賞など、これまでにない充実ぶりでした。
本校の吹奏楽部部員は、入学してから初めて楽器に触れた生徒が大多数を占めています。それでもここまで成長できたことは彼らの日々の努力のたまものです。 本日の演奏は部員30名とOB3名の計33名によるものでしたが、それ以上の迫力が会場いっぱいに響きわたっていまいした。
24年度もさらに躍進が続きますよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
△ほぼ満席のセシオン杉並大ホール △学園理事長挨拶
【第1部】は「アルセナール」で幕開け、続いて東京都高等学校吹奏楽コンクールで金賞に輝いた「アニー・ムーアの祈りの詩」が演奏されました。聴いている者の頭の中に懐かしい情景が浮かんでくるような幻想的な調べに場内が魅了されました。
3曲目の「アルメニアン・ダンスPartⅠ」の後には、「ウェントス」~クラリネット3重奏、そして「ルナ」~打楽器5重奏と続きました。
△クラリネット3重奏、そして打楽器5重奏、ともに東京都高等学校アンサンブルコンサートで金賞の実力!
3重奏の美しさ、打楽器の強弱で惹きつける実力に、場内からは大きな拍手が巻き起こりました。
本日は多くの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。次回の定期演奏会を楽しみにしていただけたら幸いです。
【第2部】の様子はホームページをご覧ください。