2015年も終わりに近づいて参りました。皆さまにとってこの1年は、どのような日々だったでしょうか。印象として、日々のニュースでは、テロ事件や紛争の報道が多くなってきていると思いましたし、豊かといわれる日本でも貧困家庭が増えていることに関する記事を目にすることが多くなったと感じさせられました。
主の降誕をお祝いし、楽しく幸せな時間を過ごした私たちですが、様々な困難の中で年の瀬を迎えようとしている人々のことを忘れてはいけないと感じます。身近なところだけでなく、もう少し周囲に広く目を向けるよう、呼びかけられているのではないでしょうか。「もしかしたら、そこで苦しんでいるのは、私だったかもしれない」そういう気持ちを常にもっている私たちでありたいと思います。
それぞれが何かしら課題を抱えているかも知れませんが、今年の出来事や出会いを「神さまからの恵み」として受け止め、感謝しながら2015年を閉じ、希望をもって新しい年を迎えることができますように。そして、各ご家庭の上に、神さまが豊かな祝福と力強い導きをくださいますように、と心よりお祈り申し上げます。
1年間どうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 世界が平和でありますように、人々の心が安らかでありますようにと祈りつつ・・・
(校長 Sr.脇村ユキヱ)

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