3年生の社会科では、世田谷区の災害対策課との協働防災授業に取り組んでいます。テーマは「未来の命のために、行動しよう!」。本校は災害発生時に備えて母子避難所の協定を世田谷区と結んでいます。最終的には、地域で役立ててもらえるような防災アイディアの提案を目指します。9月最初の授業では公民の教科書で学んだ「効率と公正」の考え方を応用して、食料の分配方法を考えました。想定したケースは「災害が起こり、あなたは地域の食料配給班のリーダーになりました。100人の人が食料の配布を希望していますが、今日はお弁当が50個しか届かないことが分かりました。」このような状況に直面した際に、どのような分け方が良いと考えるか意見を出し合いました。災害時は何が「ベスト」の答えかは、後からしか分からないことが多くあります。必要とされるのは、できるだけ多くの立場から選択肢を考えて、より良い道(ベター)を選ぶ力です。(社会科担当者談)
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