3年生の協働防災授業「未来の命のために、行動しよう!」の2時間目は世田谷区と本校の間で締結した母子避難所の協定書を実際に使って、契約書の成り立ちについて学びました。「母子避難所」という名称ですが受け入れ対象は「乳幼児と母親」「妊産婦」だけではありません。協定書からその事実に気づいた生徒たちはどんな人たちがやってくるか様々な視点から予想しました。また、これまでの災害で妊婦や小さい子どもを抱えた母親の体験談を映像で見て、どのような配慮が必要なのか意見を出し合いました。本校では「防災は未来の命を救うボランティア」と位置づけています。生徒たちが実際の災害時にまずは自分自身の命を守り、そして地域で役立つ人材になれるよう様々な視点を身に付ける防災教育を進めていきます。(社会科担当者談)