1年生の理科の授業では、火山の成り立ちや噴火のしくみについての学習をしています。地理の授業ではちょうど同時期に、世界各地の災害について、気候などを地理的な視点から学習しています。両教科への理解をさらに深めるために、先日合教科の授業として、合同で実験を行いました。小麦粉と水をさまざまな配合で混ぜ合わせ、粘り気の違うマグマのモデルを作り、このマグマを火口に見立てたビニール袋の口から噴出させて、どのような形状の火山が形成されるかを試しました。また、昭和新山や三宅島などの位置や特徴をスライドで確認しながら、今回の実験ではどのタイプの火山に近かったかを考察しました。授業の中で得た知識をどのように実際の社会の中で活用するのか考える機会にもなったと思います。先月草津の白根山で噴火がありましたが、さまざまな視点から火山についての知識を深め、実際のニュースなどにも関心を持ってもらいたいと思います。