10月6月(金)、4年生はLHRの時間に卒業生を招いて進路講演会を行いました。大学での学生生活から将来の展望、現役時代の進路選択の話など、進路に悩む4年生にとって大変ためになる内容でした。中でも大学在学中に転学部を決意した際、大学受験の時の諦めずに粘り強く勉強していた自分を思い出しながら、再びがむしゃらに勉強したという話は、生徒たちにとって良い刺激となったのではないでしょうか。(4年担任談)
6年生の物理選択者の放課後講座は、普段受験モードで、講義を行なっていますが、この日はイメージをつかめるように、目にみえない放射線の観察を行いました。いつも食べている物の中にも放射性物質は含まれているため、私たちの生活において、意外と放射線は身近なものなのです。また、医療の現場では、非破壊的に分析・治療できるため、X線造影撮影やCTなどの検査やがん治療にも役立っています。一方で、大量に浴びすぎると命に関わることがある、良くも悪くも様々な影響を与える放射線の性質等を、この観察をきっかけにして学んでいきたいと思います。正しい知識を得て、自分の頭で考え、決して周りに流されることのない理系女性になってほしいです。(物理担当者談)
10月9日(月)、秋晴れの爽やかな日に、第52回体育祭が行われました。体育委員を中心に競技内容やルールに工夫が加えられ、生徒が主体的に取り組み、準備や練習をたくさんして臨むことができました。クラス対抗全員リレーでは4年C組、5年B組、2年C組が各組で1位になりました。クラブ対抗リレーでは生物部が文化部で1位、バレー部が運動部で1位となりました。応援優秀賞は白組、総合優勝は緑組でした。全員が全力を出し切り、取り組めた良い体育祭だったと思います。保護者の皆様には、当日は朝早くから、温かな声援、保護者競技にもたくさんのご参加をいただき、ありがとうございました。これまで子どもたちの練習や活動をサポートいただきましたことも合わせまして、感謝申し上げたいと思います。(体育科担当者談)
3年生の協働防災授業「未来の命のために、行動しよう!」の2時間目は世田谷区と本校の間で締結した母子避難所の協定書を実際に使って、契約書の成り立ちについて学びました。「母子避難所」という名称ですが受け入れ対象は「乳幼児と母親」「妊産婦」だけではありません。協定書からその事実に気づいた生徒たちはどんな人たちがやってくるか様々な視点から予想しました。また、これまでの災害で妊婦や小さい子どもを抱えた母親の体験談を映像で見て、どのような配慮が必要なのか意見を出し合いました。本校では「防災は未来の命を救うボランティア」と位置づけています。生徒たちが実際の災害時にまずは自分自身の命を守り、そして地域で役立つ人材になれるよう様々な視点を身に付ける防災教育を進めていきます。(社会科担当者談)
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