1年生の国語では現在古典を学習しています。生徒たちは古語や歴史的仮名遣いに苦戦しつつ、「竹取物語」の暗唱に取り組みました。全部暗唱できた人には拍手を送るなど、友だちと協力し合って学習に取り組む姿勢が見られ、非常に良かったと思います。「竹取物語」は高校1年生でも学習するだけでなく、古文は千年以上もの間日本文学を支えてきたので、授業を通して古典に親しみ、大切にする心を養ってもらえたらと思います。(国語科担当者談)

本校では、4年次に全員が化学を週4時間学習しています。毎年この時期には、中和滴定の実験を行っています。授業時間の50分で完了するように各班で協力して実験を行います。今回は、よい実験結果が得られるよう、何度も繰り返し実験している班がいくつもありました。実験終了後は、よいレポートを作成するための準備をします。メンバーで話し合いながら、データ処理を行ったり、お互いに質問し合い理解を深めます。(化学担当者談)
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4年世界史では、ウィーン体制崩壊後の19世紀のヨーロッパを授業で取り上げています。ここでのキーワードは、ナショナリズムとリベラリズム。特にナショナリズムの問題は、現在ミャンマーのロヒンギャ問題やヨーロッパのカタルーニャ問題などホットな話題が多くあります。10月2日(月)の授業では、スペイン・カタルーニャ州の独立問題を取り上げ、GDPの格差問題やカタルーニャの言語が私たちがスペイン語と言っている言語とは異なることなどを紹介し、世界史を通じて、今世界で何がおこっているのかを紹介しました。やはり、最近のニュースを取り上げると授業を受ける生徒の目も一味違うように感じます。様々な工夫をしながら生徒たちが理解する実感を持てる授業を目指したいと思います。(世界史担当者談)

3年生の社会科では、世田谷区の災害対策課との協働防災授業に取り組んでいます。テーマは「未来の命のために、行動しよう!」。本校は災害発生時に備えて母子避難所の協定を世田谷区と結んでいます。最終的には、地域で役立ててもらえるような防災アイディアの提案を目指します。9月最初の授業では公民の教科書で学んだ「効率と公正」の考え方を応用して、食料の分配方法を考えました。想定したケースは「災害が起こり、あなたは地域の食料配給班のリーダーになりました。100人の人が食料の配布を希望していますが、今日はお弁当が50個しか届かないことが分かりました。」このような状況に直面した際に、どのような分け方が良いと考えるか意見を出し合いました。災害時は何が「ベスト」の答えかは、後からしか分からないことが多くあります。必要とされるのは、できるだけ多くの立場から選択肢を考えて、より良い道(ベター)を選ぶ力です。(社会科担当者談)
0929

9月29日(金)に第52回体育祭の予行が行われます。今年でチームが縦割りになって4回目になります。各学年の競技も決まり、当日までにこれから練習に余念がなくなるかと思います。1・2年生の「ドン・ボスコ体操」は本校オリジナルの体操です。創立者の名前がつけられたこの体操は以前の教頭先生が振り付けをし、音楽の先生が音をつけています。途中、イソギンチャクやお花があり、最後には大きな波があらわれ、圧巻です。3・4年生の創作ダンス「We never give up」や5・6年生の「ソーラン節2017」も今年は気合が入っています。生徒たちの日頃の成果を是非ご覧ください。(体育科担当者談)

4年生では、言語力向上と夏のボランティア体験の分かち合いを目的とした「3分間スピーチ」を行っています。スピーチをする上での心得として、目線の高さと声の大きさを意識し、原稿を読み上げるのではなく、自分の言葉で伝えるなどのルールを設けています。このような、人前で発表するという経験を積み重ねていくことで、どのような間とタイミングで話すのが効果的なのかを自然と身につけることができます。(4年担任談)
0927

9月25日(月)、5年生は純花祭を終えていよいよ受験へと意識を変えていくときです。それに合わせて、今週から放課後特別講座が開講されます。日本史は月曜日と金曜日に講座が設定されており、月曜日は「論述問題をグループで解く」取り組みをしています。具体的には、教科書を使って「求められている解答」をつくりあげていく作業をします。これを通じて、論述問題だけではなく、時代の特徴や転換点をしっかりと把握し、正誤問題などにも強くなることを狙っています。この講座を通じて、「歴史力」を高めてくれたらと思います。(講座担当者談)

9月23日(土・祝)、バレーボール部の中学生は、私立学校第8支部大会に出場しました。3年生は攻撃力に課題を抱えつつも “優勝”を目ざして、一生懸命練習してきました。順調に勝ち進み、いよいよ決勝。3セット目までもつれこむ接戦となりました。苦しい場面も互いに励まし合って乗り越え、8年ぶりの優勝をつかみとることができました。皆涙を流して大喜びし、最高の笑顔で大会を終えることができたことを、とても嬉しく思います。次の試合は高校生として出場することになります。技術・精神ともにより一層の向上を目指して頑張ってほしいと思います。(バレー部顧問談)
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Ⅰ期(1・2年生)の数学は、各クラスを2分割にして授業を行なっています。1クラス12~16名の授業では、発言・発話の機会が多くなり、生徒の授業への積極的な参加や内容の理解向上が期待できます。現在は方程式の利用を学習しています。文章から立式するという作業は困難かもしれませんが、今後数学を勉強していく上で必要不可欠な能力です。しっかりとできるようになってほしいと思います。(数学科担当者談)

9月18日(月・祝)に今年度の純花祭は最終日を迎えました。純花祭2日目は最高の晴天の中で迎えることができました。この2日間、足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。テーマ「Infinity」の通り、準備から片づけまで無限の力を発揮できた、最高の純花祭になったと思います。後夜祭で達成感と笑顔に満ちあふれた皆の顔をみたとき、本当に嬉しかったです。純花祭は楽しさだけではなく、嬉しさや驚き、感動を与えてくれる行事です。こうしたことが、多くのお客様とともに様々な世代の卒業生の方々が訪れてくださる理由の一つだと考えています。純花祭を通して、一つの行事に対する私たちの熱意と、目黒星美のあたたかさを皆様に知っていただけたら幸いです。最後に、純花祭に携わってくださった方々、本当にありがとうございます。(純花祭実行委員長談)
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