今年も、テスト前の時期は、よくラウンジが賑わっています。写真は先週の19日(金)の様子ですが、この時期は本当に多くの生徒が質問に来ます。授業中にでてきた論理関係の整理がつかず、自分で説明のつかないところを聞きに来ては、わかるまで最後まで頑張ろうとします。多くの教員がそんな生徒たちに捕まる様子は、テスト前の風物詩です。

さて、5月22日(月)、1学期中間テストが始まりました。特に1年生にとっては初めての中間テストです。「数学が…」「社会できた!」など、聞こえてくる声は、悲喜こもごも。ドキドキの1日だったようです。中学生は明日まで、高校生は明後日までテストがありますが、粘り強く頑張って乗り切ってほしいと思います。

3年生の社会科特別プロジェクトが始動しました!主役は生徒の皆さんです。第1回目のプロジェクト授業では、視点を変えたり、ちょっとしたアイディアを活かしたりして、社会を変えるユニークな取り組みについて学んだ後、グループごとに学園祭での商品販売の企画を考えました。ただ商品を販売するのではなく、社会問題と結びつけることが条件です。教科書をめくりながら最初は悩んでいた生徒たちも、アイディアが出るにつれて生き生きと話し合いを進めていました。生徒たちから飛び出したユニークなアイディアはまた次の機会にご紹介します。今後もゲストをお招きしたり、専門家の方の前でプレゼンをしたり、ワクワクするような企画にしていきたいと思っています。(社会科担当者談)

5月17日(水)から26日(金)の聖母祭に向けての「九日間の徳の花」が始まりました。本校の創立者ドン・ボスコは、大きな祝日に先立ち、その準備として徳(良い行い)の花束を作り、神様をお喜ばせするよう若者たちに勧めていました。今回の「徳の花」のテーマは「マリア様にならい、家族のようにお互いを思いやろう」です。このテーマと毎日の「徳の花」の実行内容は、中学・高校の宗教委員が考えました。そして、その「徳の花」の実行の表現として、9日間中、美術部の生徒が描いた下絵にクラス毎に色画用紙でちぎり絵をしていき、最後にそれがつなぎ合わされて1枚の絵になります。その絵は聖母祭当日、祭壇前に飾られますが、生徒たちはまだどのような絵になるかは知りません。毎日の「徳の花」を積み重ねつつ、ちぎり絵を完成し、それを目にする時の喜びの姿が楽しみです。(宗教教育部担当者談)

5年生は、5月8日(月)から12日(金)にかけて修学旅行に行ってきました。行き先は平戸、長崎、天草です。生徒たちは、海を臨む自然豊かな地をめぐり、各地に根ざすキリシタンの歴史に触れ、歴史ある教会で祈りをささげました。また、長崎市では原爆資料館を訪れたり、被爆者の方からお話を伺ったりと、平和の尊さとそれを維持するために、私たちのなすべきことを考えました。4年次から準備を進めていた長崎市内班別研修も、計画通りに進められたようで、みな満足した表情で戻ってきました。楽しい中にも多くの学びがあり、生徒にとって思い出深い修学旅行になったことでしょう。(5年担任談)
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5月12日(金)、夏休みにカナダホームステイに参加する生徒向けに、英会話レッスンを行いました。ネイティブ講師からのアドバイスに、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。講師が一番強調して生徒に話していたのは、「我慢しない」ということ。間違えることを恐れずに、言いたいことをしっかりホストファミリーに伝える。それがホームステイを充実させるために欠かせないとおっしゃっていました。英会話レッスンはあと2回あります。ホームステイ先で楽しく学ぶために、生徒たちには日本でしっかり準備をしてほしいと思います。
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5月15日(月)、1学期中間テストの1週間前になりました。生徒たちは朝から早速、質問に来ていました。5年生は、先々週はゴールデンウィークでほとんど休み。そして先週は修学旅行で長崎に行っていましたので、約2週間は学校に来ていない中、帰京早々にテスト1週間前となり、ちょっと大変そうです。ですが、話を聞いていみると、休みの間もどうやら少しずつ勉強をしていた模様(ちょっと感心・・・)。特に5年生は、次年度に控える大学入試を見据え、準備ができる学習習慣が今から身についていると、それだけで受験生になってから大きく違うものです。小さなところから頑張ってほしいと思います。

卓球部は4月29日(土)と30日(日)に、春季大会に参加しました。中学団体は、砧中学校と対戦しました。以前に戦ったこともあり、選手たちは、いつも以上に気合が入っているように見えました。高校団体の相手は、麹町学園でした。初対戦の学校ということもあり、選手たちは、自分のリズムがなかなかつかめず、苦労していました。中高ともに敗れてしまいましたが、自分たちなりにベストを尽くせたのではないかと思います。今回の試合の反省点をふまえ、今後の練習に活かしていきたいです。(卓球部顧問談)
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現在、4年生のコミュニケーション英語Ⅰの授業では、“Going into Space”という、宇宙飛行士若田光一氏のお話を読んでいます。無重力の宇宙空間でラジオ体操を行ってみたり、足に布をくっつけて「空飛ぶじゅうたん」の映像を撮ったりと、若田氏の面白い実験を通して、生徒たちも宇宙に興味を持ち始めているようです。この日は一つのパラグラフをグループで読み、要約を行いました。それを「まなボード」と呼ばれるマグネットつきのホワイトボードに記入して黒板に貼り、全員で共有しました。文法がやや複雑で、解釈が難しい箇所も、協力して読むことができていました。授業の復習として、授業中に読み込み理解した文を音読することを課しています。音読することで、リーディング力だけでなくリスニング、スピーキング力もバランスよく向上します。授業を通して、幅広い種類の英文を読み、自分からも発信できる力を身に付けてほしいと思います。(英語科担当者談)
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1年生は4月30日(日)から5月2日(火)までの3日間、国立オリンピック記念青少年総合センターでイングリッシュキャンプに参加しました。講師の先生方の英語だけの授業に、初めは慣れず戸惑っていた生徒たちですが、朝から晩まで一日中英語を聞いて話したり、スポーツやゲームをしたりすることを通じて、次第に笑顔も増え、英語でコミュニケーションをとれた時の嬉しさや楽しさを感じられたようでした。また、中学に入って初めての集団生活であったので、学年の友人との親睦もより深まったようです。最終日には一人ひとりが自己紹介のスピーチができるようになり、成長をとても感じました。(1年担任談)
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5月2日(火)、2年生の歴史では大航海時代から日本へのキリスト教伝来を学習しています。来日した宣教師たちの記録を読みながら、あるいは当時の中南米などの状況と比較しながら、宣教師が評価した日本の様子を読み解く作業をしました。様々な資料や図を活用して、どの地域と比較して日本人を評価していたのかを判断する作業は、まさに「歴史学」そのものです。一つの資料だけから物事を判断するのではなく、多角的にものを見る力を養い、習慣化していってほしいと思っています。(社会科担当者談)
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