11月28日（月）、扶助者聖母会の管区長が公式訪問されました。現在の管区長は、一昨年まで本校でも教鞭をとっておられたシスター森下です。朝礼時に壇上で、歓迎のことばと花束、そしてチャリティとして役立てていただくお金が生徒代表から贈られました。この日は本校が「無原罪の聖母の祝日」をお祝いする日でもあり、シスター森下からは、そのことにちなんだお話しがありました。また、今は教育の現場から離れているので、若い人と交わることがなく、皆に会えると元気をもらえます、というコメントがありました。

ダンス部は11月23日（祝）に第69回全国中学校高等学校ダンスコンクールに出場しました。作品名は『警告～地球の滅亡～』というもので、巨大地震によって地球が滅亡の危機にあることを警告するという内容です。たくさんの自然災害がある今、常に危機感や防災意識をもっていてほしい、という願いをこめて創作しました。巨大噴火の様子をダンスでどのように表現したらよいか、試行錯誤を繰り返して、踊りこんだ作品でした。当日は、中学生全員で心を一つにして踊りきることができました。保護者の方も応援に来てくださり、最後には受賞の喜びを皆で分かち合うことができました。（ダンス部顧問談）

12月5日（月）、本日から4日間の期末テストが始まりました。初日から生徒たちは、「これ出なかったー！」「これはいけた！」など悲喜こもごもな様子。明々後日まで続くテストに備え、例年自宅に帰って勉強す生徒が多いのですが、ラウンジで勉強する生徒も、今年はわりと見受けられます。6年生は目黒星美で受ける最後のテストです。2ヶ月後まで見据えてしっかり踏ん張って最後まで頑張って欲しいと思います。

11月23日（水）、テニスの第21回カトリック大会が東京純心女子中高にて行われました。参加校は4校で、前回まではトーナメント戦でしたが、今回からリーグ戦で行うことになりました。結果は12試合中4勝で第3位という結果でしたが、どの試合も白熱した試合で、みな日頃練習してきた動きができるようになっていました。上位を目ざすために新たな課題も生まれたので、それを冬の練習に生かして頑張ってもらいたいです。（テニス部顧問談）

本校では、11月28日(月)に無原罪の聖母の祝日をお祝いしました。（実際には12月8日が祝日です。）祝日の準備として、「九日間の徳の花」というものを行います。日々の善行を「花」として、マリア様にお捧げするというものです。本校では例年、この時期に放送朝礼を行っています。今年度のテーマは、今年列聖されたマザー・テレサでした。マザーの献身的な生き方に学ぼうということで、朝、朗読を聞き、その日を過ごします。生徒たちには、日々の生活を見直すよい機会になったことでしょう。（宗教教育部担当者談）

11月18日（金）、2年生は社会科見学として鎌倉に行きました。心配していた葛原岡ハイキングコースでは、やはり迷ってしまった班がいくつかありましたが、親切な町の方に助けていただき、何とか目的地までたどり着くことができました。歴史ある神社・寺をたくさん見て回り、「実際に見て学ぶ」ことの大切さを改めて実感したようです。また、チェックポイントで先生から出題されるクイズも班の仲間と協力しながら解答していました。班行動で求められる協調性や思いやりについても考えることができた良い1日となりました。この経験を是非来年度の京都・奈良の関西巡歴にも活かしてほしいです。（2年担任談）

5年生は11月16日（水）～19日（土）、長崎を訪れました。本来5月に予定していた修学旅行ですが、4月の熊本地震で延期となり、今回旅程を短縮して実施しました。写真は、日本二十六聖人記念館を訪れた時のものです。生徒たちは神父様のお話にしっかり耳を傾け、長崎の地でキリスト教がどのように歴史的に展開したかを学びました。また、原爆資料館を訪れ、被爆時のことを知り、平和の尊さとそれを維持するために、私たちのなすべきことを考えました。途中雨に降られることもありましたが、概ね好天に恵まれました。生徒が楽しみにしていた長崎市内班別研修も、計画通りに進められたようで、みな満足した表情で戻ってきました。この旅行で学んだことを忘れず、歴史や宗教について理解を深めていってほしいと思います。（5年担任談）

11月28日（月）、2学期期末テスト1週間前になりました。生徒たちは今日も朝からラウンジで勉強しています。寒いにも関わらず、年々テスト前にラウンジで勉強する生徒の割合が増えているように感じます。毎年やってくる季節ですが、6年生（52期）は目黒星美で受ける最後のテストです。52期は、入学当時から人数が少ないながら、他の学年に勝る元気で賑やかな学年です。そんな52期の生徒たちも受験を前に賑やかさは影を潜め、年明けの入試本番を見据えつつ最後のテストに備えています。寒さに負けず、高みを目指してガンバレ目黒星美生！

暖かな日差しに、澄んだ空気。紅や黄色に色づいた木々を背景に、凜とたたずむ古都のお寺。その重厚な雰囲気は、生徒たちに強い印象を残したようです。3年生は11月16日（水）～18日（金）、紅葉の盛りをむかえる奈良・京都を訪れました。2日目の午後に行われた京都の班別自主研修では、祇園にある宿をスタート地点に、嵐山や貴船、宇治の方まで訪れた班もありました。3日間「これぞ日本」という風景を味わい、仲間と共に充実した時間を過ごすことができたようです。（3年担任談）

都心は54年ぶりの11月の雪。前日の連絡網で登校の際の注意を呼びかけていましたが、幸い交通機関は大きく混乱することはなく、生徒たちも無事に登校できて、まずは一安心。校庭は芝生の部分に雪が降り積もり、まだ色づき終わっていないイチョウと不思議なコントラストを見せています。「54年ぶり」といったら、筆者も生まれる以前。そんな記録に残る出来事に立ち会えたと思うと、ちょっと感慨深いですね。