3年生の現代文では、『落語の秘密』という教材を扱い、その歴史などについて学びました。1学期の芸術鑑賞会で、落語家の方が演じる落語を聞いていたため、内容に入りやすかったのではないかと思います。さらに今回は、落語をもとにした映像作品を見て、有名な落語を現代風の話にアレンジするという活動も行いました。落語の面白さとともに、自分なりの工夫を加えて話を作ることの楽しさも学べたのではないかと思います。(授業担当者談)
1年生は、11月の社会科見学に向けて、準備を始めています。今年度は昨年に引き続き、被災地研修でご縁ができた花王東京工場の見学に行きます。事前学習の第一弾は、インターネットを使っての「地震に備えて特に女性にお奨めしたい花王製品ランキング」づくり。女子ならではの視点で、「こちらの香りの方が落ち着くかな」と細かい部分も比較していました。身の回りにある製品を普段と違った視点から見ることで、新たな発見がいろいろとあったようです。この活動を通じて、「防災用品」だけが災害時に役立つわけではないことに気づき、身の回りにあるものを災害時にどのように役立てるか、想像力と応用力を育てるきっかけにもしてほしいと思います。(授業担当者談)
6年生の世界史では、現代史を行なっています。第二次世界大戦後の冷戦構造という全体像の授業を行なった後、現代にいたるまでの各国の様子の詳細の授業を行っています。現代史は、受験生にとっては手が回りづらく勉強をしづらい箇所である一方、私たちの現在の身近な政治問題に関わるできごとも含んでいる単元です。そのため、生徒たちは大変興味を持ってくれるのですが、受験本番までの時間を考えると、楽しく話し合いをしながらの授業もできない…という、教員としてもなかなか加減の難しい単元と感じています。受験だけなく、今後の政治を見る目も含めて、生徒に考える力を身につけることのできる授業を展開していきたいと思います。(授業担当者談)
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