オリジナル教科「21世紀」
留学で得た英語力を維持しつつ、21世紀型スキルを学ぶ!
世界のイノベーションを牽引する米国では、クリティカル・シンキングやクリエイティブ・シンキングをはじめとした「21世紀型スキル」を修得するための教育が実践されています。本校では高2・高3の選択科目として、これらのスキルをゼミ形式の参加型授業で身に付けていく授業が設置されています。
ターム留学から帰国した生徒たちの必修科目(高3時は除く)となっており、授業は英語で行われます。
プログラムの特色
ゼミ形式で行われるオールイングリッシュの授業
米国の大学院を修了し、日米両国で教授経験が豊富なネイティブ教師が週2時間(連続1コマ)の授業を担当します。前半はCNN10を用いて世界の時事問題を取り上げ、語彙の学習やリスニング練習の後にディスカッションを行います(関連分野の外部講師を招聘することもあります)。後半はディベート大会への準備、米国高校生とのPBL※を通して、クリティカル・シンキングやクリエイティブ・シンキングなどの「21世紀型スキル」を修得していきます。
※Problem-Based Learning(課題解決型学習)
ICTを活用してアメリカの高校と交流
アメリカのMonte Vista Christian Schoolと交流を行なっています。21世紀の授業ではGoogleClassroomなどのICTを活用し、世界の時事問題に関してディスカッションやイノベーションのケーススタディーを協働して行います。
アクティブ・ラーニングによる授業
21世紀のグローバル社会で活躍するために不可欠な素養(課題解決力、ICT活用力、発信型の英語力)を身につけることを目標にしています。そのために、国際英語コミュニケーション能力検定の受検やGoogle Classroomを利用した米国高校生とのPBLを行います。普段の授業でもTrigger Question※やICTの活用を基盤とした「アクティブ・ラーニング」を導入し、20世紀型の学習形態からの転換を図ります。また年に2回、外部から講師を招聘し、普段の学習内容(国際時事問題+21世紀型スキル)と実社会での活用事例を結びつけるための場も提供しています。評価に関しては定期考査を実施せず、毎週の課題や授業内小テスト、パフォーマンステスト等による評価を行っています。
※あることへの「探求の引き金」となる有益な問いのこと
ICT※を活用して米国の高校生と共同学習!
「21世紀」の授業では、米国Monte Vista Christian Schoolの高校生と異文化交流をしています。例えば、CNN10で報道されたニュースを視聴した後、生徒自信がそれらの情報について調べ、英語でプレゼンテーション資料を作成します。これらの資料を基に、インターネット上でディスカッションが展開されます。
地理・歴史・宗教などが色濃く反映された「異なった文化的価値観」を持った両国の生徒同士が共通の話題について議論することで、「これまでになかった気づき」や「新たな視点・考察」が生まれます。
※Problem Based Learning(問題解決型授業)
オールイングリッシュで行う、
アクティブ・ラーニング型の授業!
~課題解決・付加価値の創造に向け、
生徒が主体的・協同的に学ぶ新時代の学びの場~
従来の教育が重視してきた「何を教えるか」という知識の質、量の改善に加え、「どのように学ぶか」「どのような力が身についたか」といった学びの質の深まりを重視した学習・指導方法を実践していきます。言い換えれば、21世紀の授業は「アクティブ・ラーニング(能動的学習)」を主軸として、実用的な英語力、問題解決力(Critical ⁄ Creative思考含む)、ICT活用力などの21世紀型スキルを修得していくための科目なのです。
これらの力は、文部科学省が新学習指導要領や2020年度大学入試改革が目指す「思考力・判断力・表現力」や「4技能型英語力」にも対応しています。
実施例(高2生時、英語で行われる授業)
ICTを活用して米国の高校生と交流
国連で採択されたSDGsを学習