とても大変で、そして楽しかった明法祭が終わり、早くも2週間が経ちました。いよいよ2学期中間考査が近づいてきました。部・同好会や委員会の活動はお休みとなり、放課後は学習に専念する時間となります。各学年が企画する学習会、生徒個々に課題に取り組む姿が見られる教室や図書館、19:30まで利用可能でチューターが見守る学習道場、教科担当と教科書やテキストを囲む職員室前学習机、それぞれの場所で生徒たちは学習に集中する期間を過ごします。

考査前には普段以上に多くの生徒たちが質問に来ますが、この時間を上手に使っている生徒には共通点があります。それは自分でよく考え、わからない部分を明らかにしてから質問に来ているということです。実はこのプロセス自体が有効な学習となりますし、質問を受けた教員も最初からポイントをつかんだ説明ができます。
もちろん生徒と話をしながら、「あ!この生徒はここがわからないんだな」と探り出すこともあります。けれどもこのやり方には時間を要します。さらにこの形に生徒が慣れてしまうと、自ら学ぶ姿勢につながりにくくもなります。個々の生徒の状況を見ながら〝自ら学ぶ力〟を身につけられるようにと、私たちは心がけていきます。

秋の気配も深まり、明法のキャンパスの木々は少しずつ色づいてきています。中間考査後には中学スポーツ大会と高校スポーツ大会、11月下旬にはマラソン大会と芸術鑑賞教室が待っています。学習に励み、スポーツを楽しみ、芸術に親しむ、生徒たちのバランスのよい成長を支えていきたいと願っています。1 2 3 4 5 7

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