気温の変化が大きく、体調管理に気を遣う日々が続く中、2学期中間考査が終わりました。考査終了後の生徒たちの表情はとてもリラックスしています。終礼後に教室でおしゃべりをしたり、食堂で定食・丼物・カレー・麺類と好みのメニューでお腹を満たしたり、部・同好会の再開に向けて準備をしたり…、考査前から10日間続いた〝学習モード〟の緊張感から解放された時間を楽しんでいます。
私たち教員は採点の真っ最中です。答案のチェックを通して、生徒諸君の習得度を見極め、今後の授業の内容や進め方を検討します。
定期考査に限りませんが、試験問題は基本問題・標準問題・発展問題のバランスを考えて構成されます。全員が正解して当たり前の基本問題、解ける人と解けない人が分かれる標準問題、「これが解ける人いる?解けたらすごいよ」という出題者の思いが込められた発展問題、それぞれに出題の目的があります。まずは基本問題と標準問題を確実に解けるようにしましょう。これらは各教科の定番ともいえる設問が多く、ここを押さえることで多くの場合、大学入試の合否のボーダーラインを超えることができます。
明日以降、授業で答案返却や解説が行われます。ここには生徒諸君の実態に即した多くのアドバイスが盛り込まれます。これをしっかりと活用するところまでが〝定期考査〟です。
午後からは部・同好会活動も始まります。もう熱中症の心配はないと思いますが、久しぶりの活動であることは意識しなければいけません。しっかりとストレッチやウォーミングアップを行い、段階を追って練習のレベルを上げていきましょう。文化系の活動でも少し勘が鈍っているかもしれません。無理をせず楽しみながら感覚を戻しましょう。1週間後には高校スポーツ大会、そして中学スポーツ大会を控えています。主催するホームルーム委員会の皆さん、大変ですが頑張ってくださいね。