11月25日(火)5.6限に芸術鑑賞教室を行いました。本格的な照明や音響設備を備え、1000人以上を収容できる明法の講堂に劇団銅鑼の方々がおいでになり、「『真っ赤なお鼻』の放課後」を上演してくれました。

午前中から講堂内では舞台の設営が始まりました。お昼休みの生徒たちはワクワク、ソワソワして、期待感がふくらみます。
事前に教室に掲示された資料の「企画にあたって」の中に、「子どもの笑顔をテーマにした作品を創りたい」「病院を訪れ病気の人たちを笑顔にしている活動」「ヤングケアラーの問題も取り上げたい」という表現があります。私たちみんなで考えていかなければならない重い内容を含んでいます。けれども展開される舞台はそれだけではありません。時に笑い声が起き、時に胸が切なくなる、そんな時間を過ごすことができました。ストーリーを練り、稽古を積んだプロの技がそこにありました。そして劇が終わってから改めて自分の心をのぞいてみると、きっと新しい視点が生まれていたことと思います。

ここに紹介する写真は劇団の方に撮影の許可を頂いたものです。上演中のすばらしい場面はヒ・ミ・ツです。開演前と終演時には劇団の方が生徒席を回ってくれました。本当にすてきな体験を共有できたと思います。

年に一度のこの芸術鑑賞教室は、新しい楽しみと出会うとてもよい機会です。明法では演劇・古典芸能・音楽の三つをローテーションして生徒諸君に体験してもらっています。今後、個人で芸術に触れる場に足を運んでくれると、人生がより豊かなものになると思います。2 3 4 5 6 7 8 9 10 11

ページ
TOP