2022年度から、全国の高等学校で必履修科目として設定されている公民科「公共」では、2020年から実施された新しい学習指導要領に基づき、18歳成人化を背景に、主権者として社会に参画し、課題解決する力を養うことを目的としています。
本校の社会科・公民科では、公共の科目が必修化される以前から、「現代社会」として行ってきた学習内容に加え、学習者が主体的に社会課題に関心を持ち、他者と協働して問題解決に取り組む活動を行ってきました。
高校2年生の三学期は、大学受験に取り組んでいる先輩達の姿を見て、いよいよ自分自身が大学受験という人生の中で大きな節目を迎えるのに備え、普段の学習は勿論のこと、大きな人生設計・ライフプランニングを考慮する時期でもあります。
公共の科目では、会社の設立や金融の仕組みに関して学ぶ学習項目があります。そこで、三学期の授業開始時から数回に分けて、クラスのメンバーを複数の班に分け、模擬会社設立を行い、クラスのメンバーから出資金を集めるという取り組みを行っています。
授業の概要(アウトライン)は以下のようになります。
【学習目標】
・会社作りを通して、会社の成り立ちを理解し、経済の理解を深めること。(副次的目標として、企画力や発表力の形成をねらいとします)
・具体的には、世の中にはどのような業種があるのか。コストがどれくらいかかるか。会社を回すにはどれだけの人間が必要か。魅力的な会社とはどのような会社なのか。会社は社会においてどのような役に立っているのかを理解する。
【大まかな流れ】
仲間と一緒に会社設立案をつくり、クラスで発表し、投資を呼びかける。
【某クラスにおける班別テーマ・会社設立の例】
①:「何でも頼める」人材派遣業。
②:「お洒落な空間を提供する」カフェと雑貨店経営。
③:「多文化共生」に配慮した文房具開発業。
④:最新鋭の機器を導入したサッカー分析と「サッカー指導者」の人材派遣業。
⑤:コーヒー豆の販売とドリンク・フードの提供・サービス業。
⑥:コンテナや空き家などを借りて、レンタルスペースとして貸し出す賃貸業。







































































