10月5日(金)5・6時間目、高校3年生推薦コースの授業「アカデミック・リテラシー」で「老舗に学ぶ永続経営」と題して、明治学院大学経済学部教授神田良先生が特別講義をしてくださいました。

いわゆる老舗と呼ばれる企業の経営マネジメントについて、豊富なデータを元に、様々な角度から分析し、説明してくださいました。どういうところに老舗の強みがあるのか、「らしさ」を生み出す老舗のマネジメントに、一歩一歩少しずつ迫っていき、生徒たちも食い入るように聞いていました。特に有名企業やブランド名が出ると、普段は意識していない裏側の部分を垣間見たような感覚で、刺激を受けたようです。老舗が大切にしている「“志”のマネジメント」は、企業だけではなく、私たちの生活スタイルにも生かされることばかりでした。

*生徒たちの感想を紹介します。
「老舗の仕組みが分かった気がする。老舗で働いてみたいと思った。」
「老舗の経営形態がすごく分かりやすく理解できた。私の知っているお店も全て、賞品やサービスの形はもちろん、無形資産にも力を入れて経営していることがわかった。」
「経営の難しさが分かった。“らしさ”を作るために多くのマネジメントが必要であることを学んだ。」
「モノはまねされやすいが、それが作られるまでの過程の工夫や知恵(無形資産)はまねされにくい。それは、人の知識にもあてはまるものだと思った。」
「永続経営の特徴を分析できて、老舗が何故生き残っているのかがとてもわかりやすかった。」
「老舗と呼ばれる所は、人づくりや希少価値を大切にするなどしていることが分かった。」
「物が売れればよいという訳でもないと改めて思った。」
「経営者の方にインタビューしてみたくなった。」

 

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