6月30日(金)5・6時間目、高校3年生推薦コースの授業「アカデミック・リテラシー」で、明治学院大学国際学部教授 田中圭子先生による特別講義を行いました。
卒業生の青柳さんのジェンダーについてのプレゼンテーションに始まり、リーダーを決め、グループごとにディスカッションをしました。男性は地位に、女性は和合に重きを置くという生徒たちにも身近なテーマであったので、発言も積極的でした。
続 いて、田中先生のジャーナリズムについての講義があり、フォトショップで修正された写真をどう思うか、たくさんの画像と映像を見た上で議論しました。「情 報バブルの今こそ、テクノロジーにだまされない判断力が求められる」という言葉がとても印象的で、21世紀を正しくしていくために自分が何をすべきか真剣 な面持ちで生徒たちは考えていました。
*生徒たちの感想を紹介します。
「ディスカッションや卒業生のプレゼンテーションなどいろいろ考える機会があり、とても充実した時間でした。」
「とっても面白い授業だった。今のニュースや雑誌で当たり前のように作られている“ウソ”に流されないように、自分で学ばなくてはならないと思った。」
「男女の違いから、写真の裏側まで、自分にとって衝撃的な内容だった。」
「情報バブルの中で自分の好きな面しか見る事が出来ないというのはある意味、不自由だと感じた。判断力を養うことが大切だとつくづく感じる。」
「あらゆる情報を一面ではなく視野を広くもって、判断力を身につける事が、21世紀で生きるために必要な力だと思った。」
「情報をどこまで信用するべきかが難しい。真実がねじまげられることもあるが、全てが悪いわけではないと思う。」
「リーダーが良い働きをしていた。」
「社会言語学は面白い。」
「ジェンダーについて考えさせられた。」