10月3日(金)5・6時間目、高校3年生推薦コースの授業「アカデミック・リテラシー」で明治学院大学社会学部半澤誠司先生が特別講義をしてくださいました。
「アニメーション産業の産業集積」という講義では、私たちが日ごろ使っている言葉のそもそもの意味から説明してくださいました。生徒たちにとっては、新たな考えに触れる時間となりました。感想を紹介します。
「メディアという普段使っている言葉だったけれど、私は少し意味を間違えて使っていたのだ初めて気づきました」
「私たちがテレビを見ている時に、メディアではなくコンテンツを見ているということを知って面白く思った。メディアとコンテンツの関係を水道管と水にたとえていたのがわかりやすかった。また車などのものだけではなくてアニメ製作にも大量生産が関係してくるということに驚いた。」
「アニメーション産業のように分業をすることによっていいものが作れるのだと思いました。今の日本のアニメのクオリティを作り出すために、様々な工夫が繰り返し行われていたことを知り、感心しました。」
「社会学科と聞いて、もっと社会の仕組みなどの堅いことを学ぶのかなと思っていましたが、今回はアニメーションというところを勉強したので、そういったところの範囲も含んでいるのだと分かり興味深かったです。」
「メディアとコンテンツの違いがよくわかった。コンテンツを作るのには、いくつもの工程があり、それを分業することで効率がよく、さらにデザイン性が求められるようになってからは柔軟に企業と組み合わされるようになったと聞き、その歴史は非常に興味深いものであり、現在のコンテンツ産業に生かされているのを知った。」
「社会学科は範囲が広いからどのような内容か気になったけれど、このようなことも社会学なんだと改めて本当に広い学問というのを実感した。メディアとコンテンツの違いは難しかったけれど、勉強になった。」